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アプリケーションオプションの設定
システムアプリケーションオプションは EZTAAppOptions.xml ファイルで定義されています。
このファイルのデフォルトの場所は Creo Parametric インストールフォルダ内の …\Common Files\applications\EZTOL フォルダにあります。
上記のデフォルトの場所以外の場所にファイルを保存する場合、config.pro オプション ezta_app_options_file を使用して、アプリケーションオプションファイルへのパスを設定できます。
この XML ファイルには、Audio、Default Values、Display State の 3 つの主な要素が含まれています。ファイル EZTAAppOptions.xml を編集した場合、これらの変更が有効になるためには、EZ Tolerance Analysis を停止して再起動する必要があります。
Audio
Audio 要素は、累積テーブルの をクリックしてカレントビューのスナップショットを保存するときに、カメラのシャッター音を再生するかどうかを制御します。
値は true または false のいずれかです。
Default Values
この要素には次のサブ要素が含まれています。
Analysis Type
この要素は、「オプション」(Options) ダイアログボックスの「解析タイプ」(Analysis Type) オプションに対応しています。
値は WorstCaseAnalysisTypeRSSAnalysisType、または StatisticalAnalysisType のいずれかです。
解析タイプが StatisticalAnalysisType に設定されている場合、QualityMetric 要素の下の値 (以下を参照) を使用して、精度のメトリックとデフォルト値が決定されます。
Cp Value
この要素は、統計解析タイプに関連付けられている、新規モデルに使用される「モデル Cp」(Model Cp) のデフォルト値を制御します。
これは、EZ Tolerance Analysis でモデルを初めて開いたときに「オプション」(Options) ダイアログボックスに表示される「モデル Cp」(Model Cp) の値です。「オプション」(Options) ダイアログで「モデル Cp」(Model Cp) の値を後から変更した場合、カレントモデルのみが影響を受け、EZTAAppOptions.xml ファイルに変更は保存されません。
Draft Angle
この要素は、ドラフトスラブ、ドラフトスロット、ドラフトシャフト、ドラフト穴など、ドラフトサイズ形体のドラフト角度の許容最大値を制御します。
詳細については、ドラフトサイズ形体の操作を参照してください。
Tolerance
この要素には、メートル単位系と米国慣用単位系の両方の直線寸法、サイズ寸法、幾何公差のデフォルト公差値を制御するサブ要素が含まれています。
Quality Metric
この要素には、解析タイプが「統計」(Statistical) に設定されている場合に使用されるデフォルトの精度メトリックと値を制御するサブ要素が含まれます。
タイプの値は SigmaUnitsCpkUnitsDpmoUnits、および PercentYieldUnits です。
各タイプには、その精度メトリックタイプに使用される値を制御する、対応する要素があります。
Display State
Display State 要素には次のサブ要素が含まれています。
List Table Widths
この要素は、すべての累積のサマリービューが表示されるときの累積テーブルの列幅を制御します。
Loop Table Widths
この要素は、選択した累積の詳細ビューが表示されるときの累積テーブルの列幅を制御します。
Non 1D Warnings
これらのサブ要素は、累積の計算結果で有意と思われる 3D エフェクトが無視されていることを警告するメッセージを、ユーザーインタフェースとレポートの両方で有効にするか無効にするかを制御します。
オプション
MigrateFromRegistry サブ要素には、Windows レジストリに保存されている可能性がある EZ Tolerance Analysis の設定を読み取り、それらの設定を EZTAAppOptions.xml ファイルに移行するようアプリケーションに指示するフラグが含まれています。
この要素が存在しないか true に設定されている場合、アプリケーションは Windows レジストリ設定を読み取って EZTAAppOptions.xml ファイルに移行します。これは通常、前のバージョンの Creo Parametric が以前にインストールされていた場合に Creo Parametric 11 以降を初めて実行するときに行われます。
この要素が存在し、false に設定されている場合、アプリケーションは Windows レジストリから設定を読み取らず、EZTAAppOptions.xml ファイルからの設定の読み取りに進みます。
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