CL コマンドを挿入するには
カスタマイズした CL コマンドをツールパスに沿った任意の位置に挿入できます。別個のオプションを用いて CL コマンドをツールパスの開始および終了の位置、またはカレントのツールの位置に挿入できます。
1. > > の順にクリックします。「CL コマンド」(CL COMMAND) メニューが開き、デフォルトで「作成」(Create) が選択されます。さらに、「コマンド配置」(LOCATE CMD) メニューが開き、次のオプションを選択できるようになります。
◦ 「選択」(Select) - ツールパス上を選択してコマンドの位置を指定します。
◦ 「先頭」(Beginning) - NC シーケンスの最初のカッター位置 (オペレーションツールパスの最適化を行っているときはオペレーションの最初のカッター位置) の前に CL コマンドを出力します。
◦ 「終了」(End) - NC シーケンスの最後のカッター位置 (オペレーションツールパスの最適化を行っているときはオペレーションの最後のカッター位置) の後に CL コマンドを出力します。
2. 情報ボックスの CL ファイルが、該当するラインまでスクロールされます。以下のオプションのある「コマンド作成」(CREATE CMD) メニューが表示されます。
◦ 「追加」(Add) - 以下のオプションのいずれかを使用してコマンドを入力します。
「メニュー」(Menus) - 該当するキーワードを構文メニューから選択してコマンドを作成します。
「キーボード」(Keyboard) - キーボードを使用して行単位でコマンドを入力します。この方法では、前述の方法とは異なり、構文をチェックをしません。
「ファイル使用」(From File) - CL コマンド行を含んでいるファイルを読み込みます。ファイルには拡張子 .cmd が付いている必要があります。
◦ 「編集」(Edit) - システムウィンドウが開き、システムエディタを使用してコマンドを編集できます。この時点では構文に関するチェックは行われません。
◦ 「表示」(Show) - (CL ファイルが表示されている NCL ファイルウィンドウとは別の) 情報ウィンドウに、現在ユーザー定義コマンドに含まれているすべての行を表示します。
3. 前述のオプションを使用してコマンド行を入力し、「コマンド作成」(CREATE CMD) メニューの「実行」(Done) をクリックします。コマンド行を選択した位置で CL ファイルに挿入します。
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• 特定の点に複数のコマンドを追加した場合、これらは "ブロック" として扱われ、コマンドのブロック全体のみを移動、コピー、削除できます。
• ツールパスの始めと終りには、それぞれ 1 つの CL コマンドしか配置できません (ツールパスは複数行の場合もあります)。したがって、「先頭」(Beginning) や「終了」(End) オプションを繰り返し選択すると、その位置にすでにコマンドが存在することと、そのコマンドの変更が可能なことを告げるメッセージが表示されます。「コマンド修正」(MODIFY CMD) メニューの「コマンド」(Command) オプションを使用して、既存の CL コマンドに適切なラインを追加します。
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