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高速ミリングでのソリッド工具ホルダーのサポート
複雑な形状のソリッド工具ホルダーは、HSM ステップでのガウジ回避のためにのみサポートされています。ソリッド工具ホルダーのサポートに関して HSM ステップ以外のステップでの動作に変更はありません。
HSM ステップでのみ、ソリッド工具とソリッド工具ホルダーを使用する際には次の情報を考慮してください。
定義済みの工具では、工具長さ、工具直径、テーパ角度、コーナー半径などのパラメトリック寸法を使用できます。これらのパラメータは定義済みと見なされます。工具定義の動作に変更はありません。
ソリッド工具ホルダーでは、ホルダー直径やホルダー長さなどのパラメトリック寸法は、指定されていても無視されます。代わりに、ツールパスではソリッド工具ホルダーの部品設計に対応するホルダー形状が考慮されます。
正しいツールパスとシミュレーションを生成するには、ソリッド工具とソリッド工具ホルダーを正しい位置に自分でアセンブリする必要があります。
ホルダーと工具を正しく配置すると、ツールパスの生成とシミュレーションが正しく行われます。以下に例を示します。
1. ソリッド工具ホルダー
2. 定義済み工具長さ
3. ソリッド工具
工具がホルダーの内側に配置されている場合、間違ったツールパスとシミュレーションが生成されます。以下に例を示します。
1. ソリッド工具ホルダー
2. 定義済み工具長さ
3. ソリッド工具
ガウジ回避のためのソリッド工具ホルダーのサポートは、非回転部品と工具のアタッチメントには適用されません。
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