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NC エイリアス
「製造」(Manufacturing) タブの「加工機設定」(Machine Tool Setup) グループにある「NC エイリアス」(NC Alias) コマンドを使用して、CL コマンドのエイリアスを設定できます。NC エイリアスは使用するポストプロセッサが Creo Parametric が出力するデフォルトの CL コマンドをサポートしない場合に有効で、NC エイリアスによる CL データで使用したコマンドを置き換えます。NC エイリアスにはコマンドに関連するその他の CL データや、寸法、ユーザー定義パラメータ、テキストを含めることもできます。NC エイリアスは、拡張子 .ncd の付いたファイルに保存されます。製造モデルが保存されると、NC エイリアスファイルは常に自動的に保存されます。
現在、「製造番号」(MFGNO)、「部品番号」(PARTNO)、「工具交換」(LOADTL)、「タレット」(TURRET) の 4 つの CL コマンドでエイリアスを使用できます。その他の CL コマンドは、リストに追加してエイリアスに指定できません。NC エイリアスは図面注記と同様の機能を使用します。CL コマンドに寸法、パラメータ、その他のフィールドを出力するよう指定できます。
例:
CL コマンド
(システムデフォルト)
ユーザーコマンド
(NC エイリアス)
LOADTL
MACRO_LOAD :
&nc_full_arg with &d1 and &param1 and &param2
ここで、
LOADTL は Creo NC のデフォルトの CL コマンド出力です。この例では、完全な出力文は "LOADTL / 3, LENGTH, 5,0" です。
"MACRO_LOAD" は、"LOADTL" に代わる CL コマンドです。
"&nc_full_arg" は、"/" の次に出力されます。この例では "3, LENGTH, 5.0" になります。この文字列の個々のフィールドは、"&nc_arg[arg_num]" ("arg_num" は 1 から始まる番号) を使用して出力されます。たとえば、"&nc_arg2" は "LENGTH" を出力します。
"d1" は寸法値です。
"param1" / "param2" はユーザー定義のパラメータです。"&" は、(図面注記と同様に) その値が表示されること示します。この例では、"param1" の値は "BLUE&quot、"param2" の値は "GREEN" になります。
CL データファイルへの出力は、"MACRO_LOAD: 3, LENGTH, 5.0, with 10.00 and BLUE and GREEN" となります。
* 
Pro/TABLE を使用して NC エイリアスを定義する場合は、1 行に収める必要があります。
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