測地パラメータ
格納オフセット
指定した距離に格納カーブの仮想オフセットを作成します。このカーブまでツールパスが生成されます。このようなツールパスの生成にサーフェスメッシュが使用できるようになります。
正の値の場合、カットは格納領域の外側に作成されます。
負の値の場合、カットは格納領域の内側に作成されます。
値が 0 の場合、オフセットなしで格納領域の境界までカットが作成されます。
デフォルト: 0
カットタイプ
次のいずれかのカットタイプを指定します。
• 「一方向」(ONE_WAY) - 工具を 1 つのカット方向に移動します。方向は方向 1 または方向 2 によって設定されます。
• 「ジグザグ」(ZIG_ZAG) - 新しいカットのたびに工具を反対のカット方向に移動します。最初のカットの方向だけが方向 1 または方向 2 として設定されます。
• 「らせん」(SPIRAL) - 加工サーフェス上にらせん状カットを生成します。方向は方向 1 または方向 2 によって設定されます。このオプションは閉じたコンターのツールパスでのみ使用できます。
デフォルト: 「一方向」(ONE_WAY)
カットタイプ方向
工具が加工参照上を移動する方向を定義します。
• 「方向 1」(DIRECTION_ONE) - 開いたカーブの場合、工具は元のカーブ方向を使用します。閉じたカーブの場合、工具は反時計回りの方向に移動します。
• 「方向 2」(DIRECTION_TWO) - 方向 1 の反対。閉じたカーブの場合、工具は時計回りの方向に移動します。
デフォルト: 「方向 1」(DIRECTION_ONE)
サーフェス境界を延長
サーフェスメッシュに外側境界がある場合、入力した値だけサーフェスメッシュを延長します。正の値の場合、サーフェス境界の外側に仮想サーフェスメッシュが作成されます。負の値の場合、サーフェス境界の内側にサーフェスメッシュが作成されます。
 | このパラメータだけを定義した場合、サーフェスジオメトリへの目立った影響はありません。オフセット付きでツールパスを生成するには、「格納オフセット」(CONTAINMENT_OFFSET) パラメータまたは「加工領域」(MACHINING_AREA) パラメータの「サイド 2」(SIDE_TWO) オプションとともにこのパラメータを使用します。 |
デフォルト: 0
開いた入力カーブを延長
「はい」(YES) に設定した場合、ツールパスのロールオーバー効果を回避するため、境界または格納に到達するまで入力カーブが延長されます。定義されている入力カーブが加工サーフェスより小さい場合に、このオプションを使用します。
このパラメータを「はい」(YES) に設定:
このパラメータを「いいえ」(NO) に設定:
デフォルト: 「いいえ」(NO)
XY ピッチ反転
カットの順序を次のように変更します。
• 閉じたコンターの場合、外側から内側、内側から外側。
• 開いたコンターの場合、左から右、右から左。
デフォルト: 「いいえ」(NO)
加工領域
ステップ方向として使用する加工側を指定します。
• 「サイド 1」(SIDE_ONE) - 内側領域が加工されます。
• 「サイド 2」(SIDE_TWO) - 外側領域が加工されます。
| | 「加工領域」(MACHINING_AREA) (「サイド」(SIDE_ONE)、「サイド」(SIDE_TWO)) は「複数カーブに平行」(Parallel to multiple curves) パターンタイプでサポートされています。 |
デフォルト: 「サイド 1」(SIDE_ONE)
サーフェス上のカット数
サーフェス上のカットの数を設定します。1 以上の値を定義した場合、ガイドカーブ上にカットが作成されます。番号が連続する 2 つのカットの間の距離は「最大ピッチ」(MAX_STEP_OVER) によって維持されます。
小数値の場合、整数部だけが使用されます。たとえば、値が 3.8 の場合、サーフェス上のカットの数として整数 (3) のみが考慮されます。
1. ガイドカーブ上のツールパス
2. 2 番目のカット
3. 3 番目のカット
デフォルト: - (ダッシュ)
残り代
加工サーフェス上に残す材料の量 (残り代) を指定します。オフセットによって加工面が 3 次元で拡張されます。
| | 残り代の値が負の場合、「チェックサーフェス」(Check Surfaces) タブの「加工参照を追加」(Add machining references) チェックボックスをオフにする必要があります。 |
デフォルト: 0
干渉回避オプション
次のいずれかのオプションを設定することで、ツールパスの干渉を回避します。
• 「チルト」(TILT) - ツールパスの干渉を回避するため、追加の工具チルトが自動的に追加されます。
• 「干渉チェックなし」(NO_COLLISION_CHECK) - 干渉チェックは実行されません。ツールパスに干渉が含まれる可能性があります。
• 「トリムと再リンク」(TRIM_AND_RELINK) - 干渉するすべてのツールパスセグメントをツールパスからトリムします。
デフォルト: 「チルト」(TILT)