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テーブルを使用したパターン化について
ツールパスの方向パターンまたは軸パターンを作成してからパターンテーブルに変換した場合、パターンテーブルには Creo NC 固有の次のような追加情報が含まれます。
製造順序 - 製造の観点からの、パターン内にツールパスが存在する順序。製造順序は正の整数によって表され、パターンダッシュボードで定義した規則に従って割り当てられます。
取付具オフセットレジスタ - パターンダッシュボードで取付具オフセットに定義した規則。この値は常に正の整数になります。
リトラクトオフセット - パターンリーダーのツールパスの参照からリトラクト位置までの距離。この値は整数または浮動小数点数のいずれかです。すべてのシーケンスでデフォルト値は同じです。特定のパターンメンバーのリトラクトオフセットを変更できます。ただし、この変更はパターンテーブルの編集を完了した後でのみ表示されます。
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リトラクトオフセット値の変更がツールパスに表示されるのは、「オペレーション設定」(Operation Setup) ダイアログボックスの「オペレーションリトラクトを常に使用」(Always use operation retract) オプションがオフになっている場合だけです。
方向パターンまたは軸パターンをテーブルパターンに変換した場合、テーブルには現在定義しているパターンメンバーの数が表示されます。第 2 方向を定義している場合にのみ、パターンの第 2 方向もテーブルに表示されます。
パターンテーブルの直線移動、回転、オフセットの位置には寸法が関連付けられていません。テーブルにはオフセットや角度を示すラベルが表示され、変更するアイテムを容易に識別できます。たとえば、パターンの第 2 方向の X 軸オフセットは X_DIR_2 と表示され、直線移動オフセットは TRANS_DIR_2 と表示されます。
パターンテーブル内の値は、常に参照からのパターンメンバーの実際の距離または回転角度を示します。この例を次に示します。
1 方向への直線移動パターンでメンバーが 3、間隔が 5 の場合、パターンテーブルの値は 0、5、10 になります。
1 方向への回転パターンでメンバーが 3、回転の範囲が 180 度の場合、パターンテーブルの値は 0、90、180 になります。回転角度の範囲は回転の増分値に変換されます。
1 方向への座標系オフセットパターンでメンバーが 3、X 軸オフセットの値が 4 の場合、パターンテーブルの値は (0,0,0)、(4,0,0)、(8,0,0) になります。
方向パターンまたは軸パターンから変換したパターンテーブルを保存して読み込むことができます。
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