リレーションの使用規則
次の規則を考慮してください。
断面リレーションによりすでに駆動されているパラメータに断面外でリレーションを指定しようとすると、システムがモデルを再生する際にエラーメッセージが表示されます。断面外のリレーションによりすでに駆動されているパラメータに断面内でリレーションを指定しようとする場合も同様です。いずれかのリレーションを削除し、モデルを再生してください。
部品またはサブアセンブリリレーションによってすでに駆動されている寸法変数にアセンブリが値を指定しようとすると、エラーメッセージが表示されます。いずれかのリレーションを削除し、モデルを再生してください。
リレーションはモデルに合わせて調整されないので、モデルの単位を修正すると、リレーションが無効になる場合があります。
リレーションは上から下に評価されます。リレーションを実行すると、パラメータの最終値がロックされます。ただし、パラメータ値が条件に基づいている場合、すべてのリレーションを実行した後で条件が真の場合にのみパラメータがロックされます。
次のようにリレーションが使用されている場合、パラメータをロックできます。
パラメータが無条件にリレーションで使用されている場合 (例: MYPARAM = 5)。
パラメータが条件つきのリレーションで使用されており、リレーションの実行終了時点で少なくとも 1 つの条件が true になる場合、パラメータがロックされます。
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ロックされたパラメータ値は、条件内で指定された値とは異なる場合があります。
次のリレーションの場合
A = 0
IF a==0
b=5
endif
if a ==5
b = 10
endif
a = 5
実行終了時に A==5 が true である場合、パラメータ B はロックされますが、A==5 が false の場合、実行中の B の値は 5 になります。
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場合によっては、個別のレベルで定義されたリレーションが互いに矛盾することもあります。 をクリックしてリレーションの有効性を確認し、リレーションが設計意図を満たしていることを確認します。
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