モデルで使用するためには、設計アイテム (データムまたはジオメトリ) を選択する必要があります。この選択プロセスは、通常はクエリーで開始します。設計アイテムをクエリーして、操作を実行する特定のアイテムを見つけます。モデルの上にポインタを移動して、クエリーすると、ジオメトリとデータムがハイライトされ、ツールヒントにその他の識別情報が表示されます。この選択前ハイライトを使用すると、選択する設計アイテムを正確に指定できます。アイテムを見つけたら、選択し、設計を開始します。

ポインタをアイテムの上に移動すると、またはアイテムをクエリーすると、Creo Parametric でそのアイテムがハイライトされます。これは選択前ハイライトと呼ばれ、設計要素を視覚的に確認できるので、選択するアイテムを正確に指定できます。ポインタを移動すると、Creo Parametric でポインタの真下にある最も上のアイテムがハイライトされます。クエリーすると、各アイテムが上 (ポインタに最も近い位置) から下への順にハイライトされます。

下に示す両方の方法によって選択前ハイライトが有効になっている場合に、グラフィックウィンドウで選択したアイテム上にポインタを置くと、対応するツリーノードに下線が表示され、そのノードが選択前ハイライトされます。

モデルジオメトリをクエリーするには、ポインタをモデルジオメトリの上に置いて、右クリックします。右クリックするたびに、Creo Parametric でポインタの真下にある各ジオメトリアイテムが、上 (ポインタに最も近い位置) から下への順に切り替わります。クエリーしたアイテムの名前はステータスバーに表示されます。選択するアイテムが見つかるまで、クエリーを続けることができます。選択するアイテムの上に別のアイテムがある場合にクエリーが非常に有効なことに注意してください。

アイテムをクエリーする別の方法として、「次」(Next) および「前」(Previous) ショートカットメニューコマンドを使用する方法や、「リストから選択」(Pick From List) ダイアログボックスを使用する方法があります。「リストから選択」(Pick From List) ダイアログボックスには、ポインタの真下にあるアイテムのリストが含まれます。サブアセンブリはリストで部品レベル構成部品の下に表示されます。「リストから選択」(Pick From List) ダイアログボックスのアイテムを選択すると、モデルの設計を開始できます。

モデルジオメトリの上にポインタを移動すると、選択前ハイライトした、またはクエリーしたアイテムの名前がステータスバーとグラフィックウィンドウのツールヒントに表示されます。これらのツールヒントには、アイテムに関するその他の識別情報も表示されます。コンフィギュレーションオプション enable_popup_help を no に設定すると、グラフィックウィンドウのツールヒントを無効にできます (デフォルトは yes)。