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リレーションファイル (*rel) を使用した構成部品へのリレーションの追加について
*.rel ファイルを使用して、EMX 構成部品のデフォルトのリレーションを設定できます。デフォルトでは、*.rel ファイルは <EMX インストール>\configuration\templates フォルダにあります。このフォルダには、コンフィギュレーション内の有効なファイル名と有効な場所も含まれています。
一般的なリレーションファイル "emx_comp.rel" の使用
emx_comp.rel ファイルは、冷却、エジェクタピンなどのすべての EMX 構成部品のリレーションを定義します。また、EMX ライブラリの構成部品にも適用されます。
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デフォルトのインストールには、inactive_emx_comp.rel という名前のファイルがあります。これは、参照用に使用できるテンプレートファイルです。ファイルの名前を emx_comp.rel に変更すると、その内容が Creo 部品のリレーション領域に書き込まれます。
EMX 構成部品を追加すると、「リレーション」(Relation) タブの「プレート」(Plate)「構成部品」(Component)、または「ライブラリ構成部品」(Library Component) ダイアログボックスにコンテンツが表示されます。
プレートリレーションファイルの使用
特定のサプライヤのすべてのプレートにリレーションを追加するには、plate.rel という名前のファイルを使用します。
plate.rel ファイルは <EMX インストール>\mm\components\plates\<サプライヤ>\ に保存する必要があります。
このリレーションは、「プレート」(Plate) ダイアログボックスの「リレーション」(Relation) タブに書き込まれます。
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emx_comp.rel から取得したリレーションは上書きされません。その代わり、既存のリレーションの下に追加されます。
プレートタイプ固有のリレーションファイルの使用
プレートタイプ固有のリレーションを追加する必要がある場合は、plate_#.rel ファイルを使用できます。
この例では、プレートテンプレート plate_1.prt のリレーションファイルが使用されています。
プレートタイプ固有のファイル plate_1.rel が存在する場合、plate.rel の内容は無視され、タイプ固有のリレーションの内容が使用されます。
plate.rel ファイルは <EMX インストール>\mm\components\plates\<サプライヤ>\ に保存されている必要があります。
このリレーションは、「プレート」(Plate) ダイアログボックスの「リレーション」(Relation) タブに書き込まれます。
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EMX には、次の 8 つのデフォルトのプレートテンプレートタイプがあります。
plate_1 - 取付板
plate_2 - コアピンスライドユニット面
plate_3 - 受板
plate_4 - スペーサーブロック面
plate_5 - キャビティプレート
plate_6 - エジェクタリテーナプレート
plate_7 - エジェクタプレート (下)
plate_8 - ストリッパプレート
構成部品リレーションファイルの使用
プレートと同様に、構成部品リレーションファイルを使用してリレーションを他の構成部品に追加することができます。この例では、スクリュー固有のファイルが使用されています。これは他の構成部品タイプについても実行できます。
screw.rel ファイルが <EMX インストール>\components\mm\screw\ にある場合、
この内容は、「構成部品」(Component) ダイアログボックスの「リレーション」(Relation) タブに表示されます。
このリレーションは、「プレート」(Plate) ダイアログボックスの「リレーション」(Relation) タブに書き込まれます。
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emx_comp.rel から取得したリレーションは上書きされません。その代わり、既存のリレーションの下に追加されます。
特定のタイプの構成部品リレーションファイルの使用
リレーションを 1 つのサプライヤの特定のテンプレート 1 つにのみ適用する場合は、タイプ固有のリレーションファイルを使用できます。
この例では、screw_e1200.prt というテンプレート名のスクリューが使用されます。
screw_e1200.rel ファイルは <EMX インストール>\mm\components\screw\<サプライヤ>\ に保存されている必要があります。
この内容は、「スクリュー」(Screw) ダイアログボックスの「リレーション」(Relation) タブに表示されます。
再生後領域へのリレーションの追加
部品の再生後領域にリレーションを追加する前に、上記の説明に従って、接尾語の _post_regen が含まれるリレーションファイルを追加する必要があります。
たとえば、emx_comp_post_regen.relplate_post_regen.rel などです。
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