ECAD コンテキストデータのインポートについて
ECAD コンテキストデータは ECAD アセンブリ内の基板上または基板部品上に直接インポートされます。データは平らな基板上にインポートされます。ベンド状態の基板は自動的にベンド解除されます。次のファイルタイプをインポートできます。
• ECAD EDA (*.eda)
• ECAD Cadence Design Entry CIS (*.dsn)
• ECAD GENCAD (*.cad)
• ECAD IPC-2581 (.xml, .cvg)
• ECAD CADIF (.paf, .cvg)
• ECAD ODBPP (.tgz, .tar, .gz)
次のタイプのコンテキストデータをインポートできます。
• 全データ
• ピンパッド
• ビアパッド
• ルート
• 平面
• 伝導性の形状
• シルクスクリーン
• ソルダマスク
• ペーストマスク
「ECAD コンテキストデータのインポート」(Import ECAD Context Data) ダイアログボックスのフィルタを使用することで、レイヤー、タイプ、ネット、または基板上の領域を指定してコンテキストデータをインポートできます。フィルタは減算的に適用され、さまざまなフィルタを使用することでサーチを微調整して結果を絞り込むことができます。インポートの後いつでも、「ECAD コンテキストデータエクスプローラ」(ECAD Context Data Explorer) を使用してデータを非表示、再表示、削除できます。
デフォルトでは、ECAD コンテキストデータは軽量エンティティとしてインポートされます。シルクスクリーンはエンティティまたはサーフェスとしてインポートできます。エンティティ以外のオプションは、より多くのメモリを必要とし、パフォーマンスに影響する可能性があります。いつでも、「ECAD コンテキストデータエクスプローラ」(ECAD Context Data Explorer) を使用して、ECAD コンテキストデータ型のジオメトリ表示を変更できます。
次のコンフィギュレーションオプションを使用して、シルクスクリーンのフォントのインポートを設定できます。または、「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスの「ECAD アセンブリ」(ECAD Assembly) ページにある「ECAD アセンブリ - コンテキストデータ」(ECAD Assembly - Context Data) の設定を使用します。
レイヤーまたはパラメータを操作している場合、または解析ツールを使用している場合にのみ、ECAD コンテキストデータを選択できます。
ECAD コンテキストデータの新しいセットをインポートすると現在のセットが除去されます。
シルクスクリーンレイヤーとソルダマスクレイヤーをインポートする利点に関するビデオをご覧ください。