ケーブルの固定長さについて
コネクタ間のケーブル、リボンケーブル、またはワイヤの全長を制御したり、2 つの位置点間のケーブルセグメントの長さを制御したりできます。設計修正の際に、固定長さ属性に違反があり、ケーブリング設計で関連するケーブルとワイヤを再生できない場合、ケーブルとワイヤは失敗します。失敗したケーブルとワイヤを回復するには、その固定長さを除去します。
ケーブルの位置間の長さを固定するには
1. ケーブルセグメントの長さを設定するには、 > の順にクリックします。位置を 2 つ選択するよう求められます。
2. ケーブル上で 2 つの位置点を選択します。セグメントのカレントの長さが表示されるので、それを受け入れるか、修正します。
ケーブルの全長を固定するには
1. ケーブルセグメントの全長を設定するには、 > の順にクリックします。ケーブルを選択するよう求められます。
2. モデルツリーまたはグラフィックウィンドウでケーブルを選択します。ケーブルの長さが表示されるので、それを受け入れるか、修正します。
固定長さのケーブルを表示するには
固定長さのケーブルを表示するには、 > の順にクリックします。全長が固定されているケーブルが緑色でハイライトされ、位置間の長さが固定されているケーブルが青色でハイライトされます。ハーネス内の固定長さセグメントの数を通知するメッセージも表示されます。
ケーブルから固定長さを除去するには
ケーブルまたはセグメントの固定長さ属性を除去するには、次の手順に従います。
• アクション-オブジェクト方式の使用:
> の順にクリックし、固定長さ属性を持つワイヤまたはケーブル部分をグラフィックウィンドウで選択します。モデルツリーで完全なワイヤ、ケーブル、またはそのセグメントを選択することもできます。
• オブジェクト-アクション方式の使用:
固定長さ属性を持つワイヤ、ケーブル、またはセグメントをモデルツリーで選択し、右クリックして
をクリックします。
ケーブルまたはワイヤに自由長さが適用されると、その部分すべてから固定長さ属性が除去されます。
失敗したケーブルから固定長さを除去するには
ショートカットメニューから
1. 失敗したケーブルセグメントまたは親ケーブルをモデルツリーで選択し、右クリックして
をクリックします。確認のダイアログボックスが開きます。
2. 「はい」(Yes) をクリックします。ケーブルから固定長さ属性が除去されてケーブルが回復します。
通知センターから
1. 通知センターを開きます。失敗したすべてのケーブルセグメントのリストが表示されます。
2. を右クリックして
「長さをすべて解放」(Free All Lengths) をクリックします。確認のダイアログボックスが開きます。
3. 「はい」(Yes) をクリックします。ケーブルから固定長さ属性が除去されてケーブルが回復します。
モデルツリーを使用する場合
1. > の順にクリックし、失敗したケーブルセグメントまたは親ケーブルをモデルツリーで選択します。確認のダイアログボックスが開きます。
2. 「はい」(Yes) をクリックします。ケーブルから固定長さ属性が除去されてケーブルが回復します。