シンボル回転中のテキストの制御について
シンボルを回転するとき、そのシンボルに含まれるテキストの表示方向を制御する必要がある場合があります。そうすることで、テキストを常に適切な標準に準拠させ、読みやすく表示することができます。
シンボル回転中のテキストは、以下の方法で制御できます。
• シンボル定義内でテキストの動作を定義します。「固定テキスト角度」(Fixed text angle) シンボル属性を設定すると、どのようにシンボルを配置してもテキストの表示方向を維持できます。
1. シンボルは元の位置にあります。
2. 「固定テキスト角度」(Fixed text angle) チェックボックスをオンにして作成したシンボル
3. 「固定テキスト角度」(Fixed text angle) をオンにしてシンボルを作成し、インスタンス作成中にシンボルを回転した場合
• 詳細オプション sym_flip_rotated_text を設定します。これで、回転したシンボルの反対側にテキストを反転できます。sym_flip_rotated_text を yes に設定し (デフォルトは no)、シンボル方向が +/-90 度の場合、「シンボル定義属性」(Symbol Definition Attributes) ダイアログボックスの「属性」(Attributes) ボックスで定義したすべてのテキストがシンボルとともに回転して反転します。