Creo Elements/Direct からの密度のインポートについて
Creo Elements/Direct の部品やアセンブリを Creo Parametric でインポートするか開くと、基本密度とインスタンス密度がインポートされます。
Creo Elements/Direct からの密度が Creo Parametric にインポートされると、インポートされた部品の基本密度とインスタンスの特性を持つ新しい材料が Creo Parametric によって自動的に作成されます。モデルツリーで、インポートされた部品の下の「設計アイテム」(Design Items) > 「材料」(Materials) に新しい材料が表示されます。新しい材料には <部品名>__MTRL という名前が自動的に付きます。ここで、<部品名> はインポートされた部品の名前です。
Creo Parametric にモデルをインポートした後で、基本密度は編集できますが、インスタンス密度は編集できません。インスタンス密度は Creo Elements/Direct でのみ編集できます。
インポートされたインスタンス密度特性の表示
インスタンス密度属性 CED_COMPONENT_INSTANCE_DENSITY は、アセンブリをインポートした場合にのみ表示できます。インスタンス密度属性を表示するには、次の手順に従います。
 リボンで、「ツール」(Tools) > 「パラメータ」(Parameters) の順に選択します。「パラメータ」(Parameters) ダイアログボックスが開きます。
「値」(Value) 列の CED_COMPONENT_INSTANCE_DENSITY という行にインスタンス密度の値が表示されます。この名前が表示されていない場合、「フィルタ」(Filter By) ドロップダウンメニューを使用してパラメータをフィルタします。
インポートされた基本密度特性の表示
インポートされた基本密度特性を表示するには、次の手順に従います。
1. モデルツリーで、密度を表示するインポートされた部品に移動します。
2. その部品の下の、「設計アイテム」(Design Items) > 「材料」(Materials) に移動します。
3. <部品名>_MTRL という名前の材料を見つけて選択します。
4. リボンで、「解析」(Analysis) > 「質量特性」(Mass Properties) の順にクリックします。「質量特性」(Mass Properties) ダイアログボックスが開きます。
5. 「プレビュー」(Preview) をクリックします。材料の質量特性が表示され、基本密度が示されます。
インポートされた基本密度特性の編集
インポートされた基本密度特性を編集するには、次の手順に従います。
1. モデルツリーで、密度を編集するインポートされた部品に移動します。
2. その部品の下の、「設計アイテム」(Design Items) > 「材料」(Materials) に移動します。
3. <部品名>_MTRL という名前の材料を見つけます。
4. <部品名>_MTRL を右クリックして「定義を編集」(Edit Definition) を選択します。「材料定義」(Material Definition) ダイアログボックスが開きます。
5. 材料の「名前」(Name)「説明」(Description)「密度」(Density) を編集できます。密度の単位を選択することもできます。
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