VRML ファイル
個々の Creo 部品およびアセンブリファイルについて、対応する VRML ファイルが作成されます。各部品ファイルについて、いくつかの VRML 詳細レベル (LOD) ファイルが作成されます。
オブジェクトは、いくつものシェード表示の三角形で構成された図形として表されます (テサレーション化フォーマット)。LOD は、特定数の三角形で構成されたファセットサーフェスから成る特殊なグラフィック表示です。VRML エクスポートでは、異なった数の三角形で構成される複数レベルのファイルが作成されます。モデルを表現する三角形の数が多いほど精密に表現されます。
VRML ファイルはカレントワーキングディレクトリに書き込まれます。Creo ファイルと、アセンブリおよび部品 VRML ファイルの名前には、次のような規定があります。
<assembly_name>.asm exports to <assembly_name>_a.wrl
<part_name>.prt exports to <part_name>_p.wrl
• 簡略表示が、存在しない構成部品のあるエクスポートされたアセンブリである場合、次のように名前が付けられます。
<assembly_name>.asm exports to <assembly_name>_s#.wrl
• アセンブリフィーチャーに交差した構成部品がある場合、次のように名前が付けられます (部品とアセンブリは修正されます)。
<assembly_name>.asm exports to <component_name>_af#_a.wrl
<part_name>.prt exports to <component_name>_af#_p.wrl
「表示」(DISPLAY) ステータスでサブレイヤーのある構成部品をエクスポートするには、直接エクスポートを使用します。
各部品の LOD ファイルには、次のような命名規則が Creo ファイルと LOD VRML ファイルの間にあります。
<part_name>.prt exports to <part_name>_pr#.wrl
ここで、
# は特定の VRML ファイルの数です。この数が小さいほどそのファイルの LOD は高くなります。
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<part_name>_pr#.wrl ファイルは個別に Fly-Through に呼び出せます。
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