プロファイルの保存およびデフォルトプロファイルとしての指定について
フォーマット固有のインポート/エクスポートプロファイルを作成する前に、インポート/エクスポートプロファイルを保存するプロファイルディレクトリとしてディレクトリまたはフォルダを定義する必要があります。「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスでプロファイルディレクトリへのパスを指定できます。コンフィギュレーションオプション intf_profile_dir を使用してプロファイルディレクトリを設定することもできます。インポート/エクスポートプロファイルが保存されるその他の場所としては、カレントセッショッンの最後にブラウズしたフォルダ、ワーキングディレクトリ、その他のフォルダまたはディレクトリがあります。
フォーマット固有のインポート/エクスポートプロファイルは次のファイル拡張子を付けて保存できます。
• インポートプロファイルには拡張子 *.dip に続けてフォーマット名を付けます (例: *.dip_<format>)。
• エクスポートプロファイルには拡張子 *.dep に続けてフォーマット名を付けます (例: def_profile.dep_<format>)。
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インポートプロファイルはインポートの対象として選択したモデルと同じフォーマットでのみ保存でき、エクスポートプロファイルはエクスポート用に選択したフォーマットと同じフォーマットでのみ保存できます。つまり、プロファイルはインポート/エクスポートプロファイルエディタのタイトルに表示されているフォーマットでのみ保存できます。
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プロファイルエディタでカスタマイズしたプロファイルを保存するときに「OK」をクリックしなかった場合、メッセージウィンドウが開き、インポート/エクスポートプロファイルの設定を config.pro コンフィギュレーションファイルに保存するか、これらの設定をカレントセッションでのみ使用するかが尋ねられます。プロファイル設定を config.pro ファイルに保存するにはメッセージウィンドウで「はい」(Yes) をクリックします。
プロファイルディレクトリ内のフォーマット固有のプロファイルを、各ファイルフォーマットのデフォルトのインポート/エクスポートプロファイルとして指定できます。フォーマット固有のインポートプロファイルをそのファイルフォーマットのデフォルトのプロファイルとして指定するには、コンフィギュレーションオプションimport_profiles_<フォーマット名>を使用します。たとえば、コンフィギュレーションオプション import_profiles_catia_v5 を設定した場合、CATIA V5 インポートプロファイルを CATIA V5 のデフォルトのインポートプロファイルとして指定できます。「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスの「インポートおよびオープンプロファイル」(Import and Open Profiles) および「エクスポートプロファイル」(Export Profiles) セクションにあるテーブルの「フォーマット」(Format) 列と「デフォルトプロファイル」(Default Profile) 列に、各ファイルフォーマットとそれらに指定されているプロファイルがリストされます。それ以降、指定されているプロファイルは Creo の以降のセッションのインポート/ファイルオープン/追加/アセンブリ/エクスポートタスクでデフォルトで使用されます。