アセンブリでのリレーションの入力について
リレーションをアセンブリの部品、または部品間に追加できます。アセンブリモードのリレーションは、リレーションを適用するモデルを最初に指定しなければならないことを除き、リレーションの標準規則に従います。メインアセンブリ、サブアセンブリ、あるいは部品のいずれかを指定します。指定されると、リレーション操作はすべて、指定モデルに対してのみ適用されます。たとえば、指定モデルが部品の場合は、アセンブリ内の部品の寸法だけが表示されます。
アセンブリモードでは、部品モードとは異なる表記方法を使用してリレーションを入力します。
アセンブリモードでは、各アセンブリパラメータに対して、アセンブリ内の構成部品を示す session_ID を指定する必要があります。リレーションファイルには、各部品の session_ID を指定するテーブルが含まれています。
たとえば、アセンブリのパラメータは、session_ID 1 に対して、d0:1、d1:1、d2:1 と表示され、session_ID 3 に対しては d0:3、d1:3、d2:3 と表示されます。アセンブリモードで部品を選択した場合、この部品リレーションは部品フォーマット (d0 = 2*d1) またはアセンブリフォーマット (d0:3 = 2*d1:3) で入力できます。
アセンブリ内で部品を関係付けるリレーションを使用する場合、以下の点に注意してください。
• リレーションがアセンブリのメンバーである部品を駆動する場合、アセンブリ内でだけ駆動するわけではありません。(部品モードでは、リレーションを持ったアセンブリがメモリ内にない場合に、駆動されている値を修正できます。)
• アセンブリリレーションを使用して寸法を駆動するには、ファミリーテーブルに駆動される寸法のみを使用します。
• すでに部品のリレーションで駆動されているパラメータを駆動するようなアセンブリリレーションを追加、編集できません。
• アセンブリリレーションに、すでにあるパラメータと同じパラメータを駆動する部品のリレーションを追加すると、そのパラメータは新しい部品リレーションで駆動されますが、アセンブリの再生時にエラーメッセージが表示されます。