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公差レポート
ネイティブモードまたは FEM モードでアセンブリモデルのメッシュを行っている際に問題が発生した場合には、「ツール」(Tools) > 「公差レポート」(Tolerance Report) の順にクリックします。アセンブリの構成部品によって公差値に著しい違いがある場合、アセンブリのメッシュ生成が失敗する可能性があります。アセンブリのメッシュを成功させるには、アセンブリの各構成部品に関連付けられている公差値が近い値でなければなりません。
Creo Simulate でレポートされるように、公差は絶対精度と似た方法で計算されます。ただし、計算結果の値は異なります。アセンブリのメッシュが失敗した場合、「ツール」(Tools) > 「公差レポート」(Tolerance Report) の順にクリックして、アセンブリ構成部品の公差 (精度) を比較します。
公差レポートでは以下の情報が提供されます。
ジオメトリがあるすべての構成部品についての詳細情報。公差レポートには、各構成部品の名前、関連付けられている公差値、精度のタイプ、精度値についての情報が表にまとめられています。
個々の公差がアセンブリのグローバル公差を左右するすべてのアセンブリ構成部品の公差値と精度値。
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アセンブリのグローバル公差値は、アセンブリ構成部品の個々の公差に基づいて計算されます。アセンブリにキルトやビームなどのエンティティが含まれる場合は、アセンブリ自身の公差値もレポートに含まれます。このレポートの値の使い方に関して理解を深めるには、モデル精度 (相対と絶対の両方とも) に関する知識が必要です。
公差値が高いものから順に並べた構成部品のリスト。
Creo Simulate でアセンブリのメッシュを正常に行うには、これらの公差値は互いに非常に近い値でなければなりません。大きなアセンブリをメッシュする場合、メッシュの制約に対処するためにこれらのガイドラインを念頭に置いておいてください。
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