AutoGEM での既存要素の使用方法
要素ですでに部分的に覆われているカーブおよびサーフェスでは、「AutoGEM」コマンドを使用できます。AutoGEMでは、既存要素が認識され、作成する最終要素セットの一部として組み込まれます。
ただし、既存要素で AutoGEM を拘束し過ぎて、不完全な要素セットになる場合もあります。「設定」(Settings) タブ「既存要素の修正または削除」(Modify or Delete Existing Elements) を選択すると、要素セットを完成させるために必要であれば、既存の四面体ソリッド要素とシェル要素が削除されます。
既存要素を持つボリュームでAutoGEM を使用することもできます。ボリュームを使用すると、境界サーフェスに直接的または間接的に関連付けられたフェースのソリッド要素が AutoGEM によって認識されます。一連の隣接ソリッドをボリュームの内側から境界に押し出すと、ソリッドが境界サーフェスに間接的に関連付けられます。ボリュームに含まれるソリッド要素の個数がわかっていると、この数値をAutoGEMレポートの数値と比較できるので便利です。
デフォルト設定では、AutoGEM で作成された四面体のソリッドフェースは、既存の六面体および五面体の四角形のフェースにリンクされます。
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AutoGEMで既存要素を使用しない場合は、「AutoGEM」コマンドを実行する前に、要素を削除する必要があります。
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