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マネキンセグメントの固定について
マネキンセグメントが固定されている場合、固定セグメントは同じ位置を維持し、マネキンが配置されたときの参照 (剛体) を基準にした位置から動きません。固定セグメントをドラッグした場合、ドラッグ中は自動的に固定解除され、移動を終えると再び固定されます。別のセグメントをドラッグした場合、固定セグメントは一緒に移動せず、固定されたままとなります。
ほかのセグメントへの固定セグメントの影響
固定セグメントに隣接するセグメントをドラッグしているときに、固定セグメントを基準にした運動制限に達した場合、そのセグメントは停止します。
固定セグメントによって、ほかのセグメントがリーチ操作を完全に実行できなくなることがあります。たとえば、左上腕を固定して、マネキンの左手で到達する場合、キネマティックチェーンが制限されるので、左腕の肘から下だけが到達できます。
ビジュアル表示
マネキンツリーで、マネキンセグメントを固定すると、そのアイコンが から に変わります。
「マネキン拘束条件」(Manikin Constraints) ノードには、固定セグメントが固定拘束として表示され、その先頭に 固定アイコンが表示されます。
グラフィックウィンドウで、固定されているマネキンセグメントを選択すると、 固定グリフが表示されます。
姿勢の適用
固定セグメントが含まれているマネキンに姿勢を適用すると、新しい姿勢でマネキンが再配置され、固定拘束が自動的に再適用されます。
マネキンの置換
あるマネキンが別のマネキンに置き換えられた場合、固定されているセグメントはすべて、新しいマネキンでも固定されたままとなります。
固定とロックの相互作用
自由度が完全または部分的にロックされたセグメントを固定できます。完全または部分的にロックされたセグメントを固定すると、そのセグメントは自由度がロックされていない状態になります。
固定セグメントの自由度をロックすることはできません。最初にセグメントを固定解除することで、自由度をロックできるようになります。
複数のセグメントの選択
1 つのマネキンセグメントを固定することも、複数のセグメントを一度に固定することもできます。マネキンツリーで、選択したすべてのセグメントが固定解除されている場合には 「セグメントを固定」(Fix Segment) コマンドを使用でき、選択したすべてのセグメントが固定されている場合には 「セグメントを固定解除」(Unfix Segment) コマンドを使用できます。
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