快適性角度解析を行うと、あるシーンで特定のタスクを実行する作業者が快適に利用できるエリアの設計方法および対象物の置き場所を判断する際に役立ちます。

快適性角度解析では、マネキン快適性角度 (mca) ファイルに対してマネキンの姿勢を比較します。これらのファイルには、人体の各関節にスコアを割り当てたデータが含まれます。

mca ファイルは、「快適性ライブラリ」(Comfort Library) に保存されています。コンフィギュレーションオプション ptc_manikin_comforts_path を使用することで、「快適性ライブラリ」(Comfort Library) のデフォルト位置を設定できます。

快適性角度解析の結果は、「快適性解析」(Comfort Analysis) ダイアログボックスに点数で表示され、グラフィックウィンドウでは円の中の角度領域として表示されます。領域は、解析された関節ごとに作成されます。結果は、保存された解析として快適性解析ツール内に保存できるほか、保存された解析フィーチャーとしてモデルツリーに保存できます。