データム形体の実体公差方式 (ISO)
参照先の
データム形体が
サイズ形体である
データム参照フレームでは、そのデータム形体に
実体公差方式 (
MMR、
LMR、または
RFS) を指定する必要があります。MMR と LMR によってデータム参照フレームに対する
データム形体の変位が生じることに注意してください。
公差枠内でデータム形体文字とともにサイズデータム形体の実体公差方式を使用することで、データム形体のシミュレーション方法をわかりやすく示すことができます。
• 公差枠内で MMR Ⓜ をデータム文字の後ろに配置した場合、データム形体の MMVC において固定のデータムサイズシミュレーションが確立されます。
• 公差枠内で LMR Ⓛ をデータム文字の後ろに配置した場合、データム形体の LMVC において固定のデータムサイズシミュレーションが確立されます。
• RFS を使用した場合、データム形体の最大内接サイズまたは最小外接サイズから可変のデータムシミュレーションが確立されます。
決定を後回しにする場合、データム形体実体公差方式の値を指定しないで (値を '?' のままにして) DRF 定義を確定できます。その場合、その値を指定するまで、その DRF に関連する 'DRF の仕様が不完全です' というアドバイザメッセージが表示されます。