リトラクト球体をプロセステーブルに設定するには
1. オペレーション、ミリングステップ、手動ミリングサイクル、穴あけ加工のいずれかのステップの修正中に、プロセステーブルで
をクリックします。
「リトラクトの設定」(Retract Setup) ダイアログボックスが開きます。
2. 「タイプ」(Type) ボックスで「球体」(Sphere) を選択します。
デフォルトでは、球体の中心はマシン座標系または NC シーケンス座標系です (オペレーションレベルと NC シーケンスレベルのどちらでリトラクトを定義するかによって異なります)。
3. 球体の中心に使用する座標系を選択します。
4. 「値」(Value) ボックスで、リトラクト球体の半径を選択するか入力します。値は次のいずれかになります。
◦ 数字。例: 20
または
◦ ほかのカッティングパラメータや工具パラメータを含むリレーション。例: STEP_DEPTH * 2
または
◦ RETRACT_REF_OFFSET 識別子のリレーションがすでに定義されている場合、値またはリレーションが
「値」(Value) ボックスに表示されます。
「パラメータを編集」(Edit Parameters) ダイアログボックスで
をクリックすると表示される
「リレーション」(Relations) ダイアログボックスで、リレーションを定義します。たとえば、
「リレーション」(Relations) ダイアログボックスで
RETRACT_REF_OFFSET = CLEAR_DIST を指定した場合、
「値」(Value) ボックスに値
CLEAR_DIST が表示されます。
もしくは、グラフィックウィンドウで半径ハンドルをクリックして目的の半径までドラッグし、リトラクト球体を作成します。グラフィックウィンドウで半径ハンドルをダブルクリックして、値を修正することもできます。
5. リトラクト定義を別のステップからコピーするには、プロセステーブルでコピー元のステップを選択します。リトラクト定義が選択したステップからコピーされ、参照がグラフィックウィンドウでハイライトされます。
6. 「OK」をクリックして、リトラクト球体を作成します。