Creo ブラウザの設定について
Creo 埋め込みブラウザではコンピュータにインストールされている Chromium コンポーネントが使用されます。Creo のインストールには Chromium が含まれています。ただし、これはコンピュータにインストールされている Chromium ベースのブラウザからは独立しています。
Creo Parametric、Creo Elements/Direct Modeling および Drafting、Creo View ECAD および MCAD、Creo Direct、Creo Layout、Creo Options Modeler、Creo Simulate などの Creo アプリケーションが同じ Creo エージェントに接続している場合、Creo アプリケーションの 1 セッションでは 1 つのブラウザタイプのみを使用できます。セッション中にブラウザタイプを変更することはできません。
Chromium が Creo のデフォルトブラウザです。
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別のエージェントから別のブラウザで Creo アプリケーションを起動するには、環境変数 PTC_WF_ROOT を設定する必要があります。この環境変数によって、Windchill のキャッシュを含むキャッシュディレクトリとフォルダおよび登録済みサーバーが分割されます。
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ブラウザにはデフォルトのホームページが表示されます。コンフィギュレーションオプション web_browser_homepage を使用して、その他の有効な URL やディレクトリを指定してブラウザに別のホームページを設定できます。
次のタブを表示するよう Creo ブラウザを設定できます。
• Creo スタートページまたはリソースセンターページ - 最新情報などのリリース固有の情報、各種チュートリアル、Creo ヘルプセンター、グローバルサポート、Creo イベント、Creo コミュニティフォーラムが表示されます。リソースセンターまたは Creo 「ようこそ」ページは、 > > の順にクリックした場合にも表示されます。Creo を終了して再起動したときに Creo 埋め込みブラウザにリソースセンターを表示するには、リソースセンターページで「次回このウィンドウを表示しない。起動時に Creo のブラウザでリソースセンターを表示する。」(Do not show window again. Display the Resource Center in the Creo Browser when launching.) チェックボックスをオンにする必要があります。
• フリー 3D CAD モデル - PARTcommunity - 部品カタログの追加ページが表示され、3D CAD モデルや 2D 図面をサーチし、ダウンロードして使用できます。モデルが見つかった場合、
Creo View を使用してプレビューできます。コンフィギュレーションオプション
enable_partcommunity_tabによって制御され、デフォルトで
yes に設定されています。
• 3DModelSpace - 標準構成部品のオンラインカタログが一覧表示され、
「お気に入り」(Favorites) のオンラインリソースフォルダにリンクとしても表示されます。
Creo で構成部品を選択してダウンロードする前に、カタログをブラウズして構成部品の詳細を確認できます。コンフィギュレーションオプション
enable_3dmodelspace_browser_tabによって制御されます。