構成部品の操作について
すべての構成部品タイプに共通する 5 つのデフォルト操作があります。
• 構成部品を定義する - 「構成部品」(Components) グループの「EMX 構成部品」(EMX Components) タブから、下のリストに示すようにして構成部品のいずれかを選択します。選択した構成部品のダイアログボックスが開きます。
◦ スクリュー
◦ ノックピン
◦ ガイド構成部品
◦ サポートピラ
◦ ストップリング
◦ ストップピン
◦ 部品
◦ スライダー
◦ リフター
◦ ロックセット
構成部品定義のダイアログボックスが開きます。構成部品のプロパティを定義してから、「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。新しい構成部品用の参照グループが作成され、構成部品情報はこの参照グループのパラメータとして保存されます。すべてのカットアウトと構成部品自体が、この参照グループの子としてアセンブリされます。
• 構成部品を修正する - > をクリックします。あるいは、グラフィックウィンドウまたはモデルツリーで構成部品を右クリックして
「修正」(Modify) を選択します。既存の参照グループを選択します。構成部品定義のダイアログボックスが開きます。ダイアログボックスまたはグラフィックウィンドウで寸法を修正します。
• 構成部品を削除する -
「EMX 構成部品」(EMX Components) をクリックした後、
「構成部品の処理」(Component Handling) グループで
「除去」(Remove) をクリックします。あるいは、グラフィックウィンドウまたはモデルツリーで構成部品を右クリックしてから、
「除去」(Remove) を選択します。
「OK」をクリックすることによって、構成部品の依存ジオメトリを含む参照グループを削除します。
| • ほかの関連構成部品もすべて削除されます。 • 構成部品を削除する場合、コンフィギュレーションオプション DELETE_FILES_AFTER_DELETE を YES に設定することで、ワーキングディレクトリからモデルファイルを削除することもできます。コンフィギュレーションオプション DELETE_FILES_AFTER_DISASSEMBLE を YES に設定すれば、「構成部品ステータス」(Component Status) ダイアログボックスで構成部品をアセンブリ解除するだけで、ワーキングディレクトリからファイルを削除できます。 |
| 構成部品を削除すると、すべての参照先のカットアウトが警告なしで除去されます。削除する前にカットアウトをハイライトするには、コンフィギュレーションオプション PRE_HIGHLIGHT_BEFORE_DELETE を YES に設定します。 |
• 既存の構成部品を新しい参照で再アセンブリする -
「EMX 構成部品」(EMX Components) をクリックした後、
「構成部品の処理」(Component Handling) グループで
「再アセンブリ」(Assemble again) をクリックします。あるいは、グラフィックウィンドウまたはモデルツリーで構成部品を右クリックしてから、
「再アセンブリ」(Assemble again) を選択します。構成部品を定義するためのダイアログボックスが開きます。
「構成部品ステータス」(Component Status) ダイアログボックスでこの構成部品タイプを選択します。新しい配置参照を選択して、構成部品を配置し、カットアウトを作成します。
• 既存の構成部品を新しい参照によるコピーとしてアセンブリする -
「EMX 構成部品」(EMX Components) をクリックしてから
「構成部品の処理」(Component Handling) グループで
「コピーとしてアセンブリ」(Assemble as a copy) をクリックするか、モデルツリーで構成部品を右クリックしてから
「コピーとしてアセンブリ」(Assemble as a copy) を選択することにより、既存の構成部品のコピーを作成します。構成部品定義のダイアログボックスが開きます。既存の構成部品の設定が表示されますが、構成部品には固有の ID が新たに付きます。新しい配置参照を選択します。構成部品のコピーが新しい参照とカットアウトとともに配置されます。
複数の構成部品を配置するには
コンフィギュレーションオプション AUTO_REASSEMBLE_ALL_TYPES を YES に設定することによって、同じタイプの複数の構成部品をすばやく配置できます。デフォルトでは、このコンフィギュレーションオプションは NO に設定されています。
1. 1 つ目の構成部品をアセンブリします。すぐに 2 つ目の構成部品の参照の選択を促すプロンプトがメッセージ領域に表示されます。
2. 2 つ目の構成部品を配置するための適切な参照を選択します。
次の構成部品を配置するための参照の選択を促すプロンプトがメッセージ領域に表示されます。
3. 追加の構成部品のインスタンスを配置するための参照の選択を繰り返します。
4. 必要なすべての構成部品を配置したら、「選択」(Selection) ダイアログボックスの「キャンセル」(Cancel) をクリックするか、中マウスボタンをクリックして操作を終了します。
| 複数の冷却部品の配置を有効にするには、コンフィギュレーションオプション AUTO_REASSEMBLE を YES に設定します。 |