チェックポイントについて
チェックポイントは、設計プロセスにおける段階を表します。各チェックポイントには、アクティブなチェックポイントにおいてモデルに対して行われた増分変更が取り込まれます。新しいチェックポイントは、常に順番に追加されます。新しいチェックポイントを追加すると、一意の ID とデフォルトのプロパティがそれに割り当てられます。チェックポイントのプロパティは、いつでも修正できます。
チェックポイントは、いつでもアクティブ化できます。あるチェックポイントに戻ると、セッション中に開いたすべてのモデルがアクティブなチェックポイントのバージョンに置き換わります。
設計調査セッションでモデルに対して行われた変更はすべてチェックポイントに保存されます。どのタイプの保存コマンドを使用しても、新しいチェックポイントが追加されます。確認メッセージを無効にするには、des_exp_confirm_on_save コンフィギュレーションオプションを no に設定します。新しいチェックポイントを追加することなく変更を保存することによって、ツリーまたは分岐の最後のチェックポイントを更新できます。ツリーまたは分岐の最後のチェックポイントではないアクティブなチェックポイントを更新するには、その前に後続チェックポイントを削除する必要があります。
チェックポイント分岐
チェックポイント分岐を使用することによって、異なる設計オプションを検証できます。分岐を使用して特定の設計パスをたどることができます。新しい分岐では異なる設計パスを試すことができます。
チェックポイントを追加し、アクティブなチェックポイントに 1 つ以上の後続チェックポイントがある場合は、チェックポイントツリーに新しい分岐が作成されます。「チェックポイントの表示」(Checkpoints Display) が「ツリー」(Tree) に設定されている場合、分岐はチェックポイントツリーで表示されます。
操作中の分岐をメイン分岐にすることができます。アクティブなチェックポイントを右クリックし、「アクティブブランチをメインにする」(Make Active Branch Main) を選択します。この分岐がメイン分岐になり、この分岐のチェックポイントは分岐になります。