インポートフィーチャーのジオメトリの編集について
インポートフィーチャーのジオメトリを選択して置き換えたり、ジオメトリを選択してインポートフィーチャーに追加したりすることはできませんが、「インポート」(Import) タブの編集ツールを使えば、要件に合わせてインポートフィーチャーのジオメトリを再ロードしたり、置き換えることができます。編集ツールを使って、再ロードされたジオメトリのサーフェスやエンティティを保持または削除することができます。
「インポート」(Import) タブでは、インポートフィーチャーのジオメトリタイプに応じて、以下の編集環境にアクセスできます。
• ![](../../data_exchange/interface/images/import_data_doctor.png)
- 標準およびカーブタイプインポートフィーチャー用の
Import Data Doctor (IDD)。
• ![](../../data_exchange/interface/images/facet_edit.png)
- ファセットインポートフィーチャー用のファセット環境
ソースファイルを再ロードしたり、標準インポートフィーチャーで構成されるファイルからジオメトリを追加すると、選択したファイルから追加または再ロードされたすべてのジオメトリが、個別にジオメトリ/トポロジー構造 (GTS) ツリーにノードを作成します。次に、「インポート」(Import) タブの IDD 編集ツールを使用して、新しいノードのサーフェスとキルトを保持または削除することができます。元のジオメトリのサーフェスやその他のエンティティを削除して、新しいノードのサーフェスやエンティティと置き換えることができます。
ジオメトリを再ロードする際、
「インポート」(Import) タブの
![](../../data_exchange/interface/images/import_data_doctor.png)
をクリックして IDD にアクセスし、IDD で以下のように新しいノードのジオメトリを編集することができます。
• 新しいノードからの不要なデータを削除する。
• 新しいサーフェスと置き換えたい元のサーフェスを削除する。
• 必要に応じて、新たに追加されたサーフェスを古いキルトに縫い付ける。
インポートフィーチャーが ATB 使用である場合、ジオメトリを編集する前に、インポートフィーチャーを独立させ、ATB 使用を無効にする必要があります。このようにしないと、Associative Topology Bus (ATB) を使用してモデルを更新した場合に、編集内容が失われます。
インポートフィーチャーがファセットで構成されている場合は、
「インポート」(Import) タブの
![](../../data_exchange/interface/images/facet_edit.png)
をクリックして
「ファセット」(Facet) 環境に入り、ファセット編集ツールを使用してインポートフィーチャーを編集します。点群データを編集する際に > の順にクリックすると、ポイントデータをラップし、三角形のフィーチャーを作成することができます。次に、 > の順に選択してファセットフィーチャーを完成させ、微調整することが可能です。 > の順に選択すると、すべての三角形がエッジによって連続的に結合された、オープンまたはクローズのファセットモデルが作成されます。
Import DataDoctor やファセット編集ツールの使用中に参照エンティティや ATB 使用のインポートフィーチャーのエンティティ ID を削除すると、「インポート」(Import) タブの終了時に参照ペアが不完全になったことを示す警告が表示されます。特に、エンティティが下位フィーチャーの親である場合には注意が必要です。この場合、「インポート」(Import) タブで > の順にクリックして、不完全な参照ペアを一致させます。