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詳細図面での大規模なアセンブリのパフォーマンス向上
複数のコアまたはプロセッサを搭載したハードウェアを活用する隠線消去 (HLR) 計算が、大規模なアセンブリの場合にさらに最適化されています。
リリース: Creo Parametric 5.0.0.0
この機能強化の利点
図面モードでの隠線消去 (HLR) 計算のマルチスレッドアルゴリズムが、大規模なアセンブリの場合にさらに最適化されています。隠線消去計算には多数の計算が必要で、通常は時間がかかります。これらの計算は、図面のオープン、図面または図面シートの更新などのコマンドや、図面の再ペイントを発生させる処理のほとんどを実行するためにかかる時間に大きく影響します。複数のコアまたはプロセッサを使用すると、大規模なアセンブリのビューを更新する際の時間が節約され、効率が向上します。
追加情報
ヒント:
隠線消去マルチスレッドは、詳細オプション hlr_multithreading によって制御されます。Creo Parametric 4.0 以降で作成された図面の場合、このオプションは yes に設定されます。Creo Parametric 3.0 以前で作成された図面の場合、このオプションは no に設定されます。以前の図面でこのオプションを有効にするには、図面を開き、オプションを yes に設定します。これにより、マルチスレッドを使用して以後のパフォーマンスが向上します。
 
*注記 コンフィギュレーションオプション save_displayyes に設定すると、図面を保存するときにビューデータジオメトリが保存されます。したがって、図面を開くときに隠線消去の再計算は必要ありません。
制限事項:
既知の制限事項はありません。
既存の機能からの置き換え?
この機能は、既存の機能を強化するものです。
この機能に関連付けられているコンフィギュレーションオプション:
hlr_multithreading - 上記のヒントを参照してください。
save_display - 上記のヒントを参照してください。