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トポロジー最適化検討結果の調査
「結果」(Results) タブで、次のセクションで説明するような操作を実行することによって、トポロジー最適化検討結果を調査します。
アイソサーフェスのトポロジー要素密度の調査
「結果」(Results) > 「応答」(Responses) で、 「トポロジー要素密度」(Topology Element Density) を選択します。さらに、「結果」(Results) > 「アイソサーフェス」(Isosurfaces) で、オプションを選択します。
「結果」(Results) > 「アイソサーフェス」(Isosurface) の順にクリックして、下側カットオフ値より密度が大きいすべての領域を囲むアイソサーフェスを表示します。
「結果」(Results) > 「アイソサーフェスとトポロジー領域」(Isosurface with Topology Region) の順にクリックして、上記と同じアイソサーフェスとともに、材料が除去されてそのアイソサーフェスが表示される前の状態のトポロジー領域を表示します。
カラーメッシュによって表される要素値の調査
次に示すように、「塗りつぶし要素」(Filled Elements) または「塗りつぶしコンター」(Filled Contours) をクリックします。値の範囲は 0 ~ 1 で、1 は最適化後に残る領域を表し、0 は除去される領域を表します。
各要素をその結果値の色で完全に塗りつぶして表示するには、「結果」(Results) > 「塗りつぶし要素」(Filled Elements) の順にクリックします。結果は各要素で平均化されます。
グリッドの結果値に基づいてコンターラインを表示するには、「結果」(Results) > 「塗りつぶしコンター」(Filled Contours) の順にクリックします。結果は各グリッドで平均化されるので、コンターラインがより滑らかに表示されます。
結果の 2 次元断面の調査
1. 「結果」(Results) > 「断面」(Section) の順にクリックして、カット平面の方向をクリックします。
「断面なし」(No Section) - 2 次元断面なしでモデルを表示します。2 次元断面ビューを除去するにはこのオプションを使用します。
「X 方向」(X Direction) - X 軸に垂直。
「Y 方向」(Y Direction) - Y 軸に垂直。
「Z 方向」(Z Direction) - Z 軸に垂直。
2. 上側と下側のスライダーを使用して、選択した方向に沿った距離にカット平面を移動します。たとえば、Z 方向に沿って 2 次元断面を表示するには、 「Z 方向」(Z Direction) をクリックして、「断面の上側カットオフ」(Section Upper Cutoff) スライダーを動かします。
変形の調査
1. 「応答タイプ」(Response Types) リストで、 「変位」(Displacement) を選択します。
2. 「変形」(Deform) リストから、変形の結果をどのように表示するかを選択します。
「変形前」(Undeformed) - 変形なし。
「静的」(Static) - 静的な変形形状。
「振動」(Oscillate) - 正弦波によって変位をスケール設定することでアニメーション化された変形形状。アニメーションがスムーズに動きます。
「傾斜」(Ramp) - 変位をゼロからスケール係数まで傾斜させる鋸歯状波によって変位をスケール設定することでアニメーション化された変形形状。アニメーションはステップごとに一時停止します。
3. クリックします。 「変形前形状を表示」(Show Undeformed Shape)。変形前の結果は、「静的」(Static)、「振動」(Oscillate)、または「傾斜」(Ramp) オプションの上に表示されます。