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プリストレス固有値解析の問題
この章には、プリストレス固有値解析の問題が掲載されています。プリストレス固有値解析では、モデルの固有振動数とモード形状が Creo Simulate によって計算されます。システム定義メジャーもすべて Creo Simulate によって自動的に計算されます。計算されるメジャーは解析のタイプによって異なります。
mvsp001: 引き伸ばされた円形の膜のプリストレス固有値解析
解析タイプ:
プリストレス固有値解析
モデルタイプ:
3D
比較対象:
ANSYS
参考文献:
Timoshenko, S., and Young, D.H. Vibration Problems in Engineering, 3rd Edition. D. Van Nostrand Co., Inc., New York, 1955.
説明:
円形の膜の、放射状に対称な平面外の振動となる最初の 3 つの固有振動数を求めます。膜に半径方向の荷重を加えた静解析から計算された剛性を使用します。エッジは単純支持されています。
仕様
要素のタイプ:
プレート
単位:
IPS
寸法:
半径: 15
厚み: 0.01
材料特性:
質量密度: 0.00073
単位質量あたりのコスト: 0
ヤング率: 3e7
ポアソン比: 0.3
熱膨張: 0
熱伝導率: 0
拘束条件:
エッジを単純支持
荷重:
100 lb/in の半径方向荷重
結果データの比較
理論値
ANSYS
差 (%)
Structure
差 (%)
モード 1
94.406
94.471
0.07%
94.442
0.03%
モード 6
216.77
217.38
0.28%
216.99
0.101%
モード 15
339.85
342.98
0.92%
341.11
0.37%
収束 %: 周波数について 1 %
最大次数: 8
方程式の数: 994
 
*注記 結果は解のうちの放射状に対称なモード (モード 1、6、15) についてのみ当てはまります。これらは平面外のモードであり、プロファイルビューに表示されます。