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P-ループ収束判定反復
感度解析検討または最適化検討の中でモデルの形状を大幅に変更する場合に、このオプションを使用します。
マルチパスアダプティブ収束を使ったグローバル感度解析検討の最初のインターバルにおいて、Creo Simulate は連続的に多項式次数を高くしながら計算を繰り返すことにより、各要素エッジを解析します。繰り返し計算は、収束か多項式次数が最大値 9 に到達するまで行われます。
Creo Simulate での残りのインターバルでの値の計算方法は、このオプションを選択しているかいないかにより異なります。
「P- ループ収束判定反復」(Repeat P-Loop Convergence) がオフの場合、最初のインターバルで収束に至った際に使用された多項式次数で、残りの各インターバルでの値が Creo Simulate によって計算されます。この方法では計算時間は短くなりますが、モデルの変化を完全にとらえられない場合があります。
「P- ループ収束判定反復」(Repeat P-Loop Convergence) がオンの場合、収束か多項式次数の最大値に到達するまで、Creo Simulate は各インターバルで計算を最初から開始します。モデルの形状を大幅に変化させる場合は、後のインターバルでは収束に至るために必要な多項式次数が変わる可能性があるので、この方法は重要になります。