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RMS 応力誤差推定値
RMS 応力誤差推定値は、「実行ステータス」(Run Status) ダイアログボックスの「サマリー」(Summary) タブに表示されます。応力誤差には、特異点が発生する可能性のある領域は含まれません。すべての外部エッジに特異点がある場合、応力誤差推定値の情報は含まれません。
静解析および接触解析では、次の情報が表示されます。
荷重セット名 - RMS 応力誤差推定値が適用される荷重セット名です。
応力誤差 - 外部エッジに沿ったローカル誤差推定値のサンプルにより取得されます。この予測では、特異点問題が発生する可能性のある領域 (拘束、リエントラントコーナー) は除外されます。応力誤差をローカル応力値の不確定要素として使用できます。
最大主応力の % - モデルの特異領域で最大主応力が発生している場合、Creo Simulate による応力誤差推定値の評価時にはこの最大主応力がサンプルの対象とならない点に注意してください。この場合、最大主応力の % は人為的に低い値になります。
達成された応力精度を評価するには、この相対値を使用するより、(前の列の) 絶対応力誤差推定値を使用するほうが適しています。
固有値解析、プリストレス固有値解析、および座屈解析では、次の情報が表示されます。
モード
応力誤差 (最大固有値応力の %)