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ストラテジー : 収束精度問題の修復
検討が収束しない場合は、収束精度グラフ結果表示ウィンドウを作成してください。実行中に検討がほとんど収束されグラフに表示される場合、結果はほぼ正確です。
量の収束に対する接近がなく、それがグラフに表示される場合、次のステップの 1 つ以上を実行して、検討を再実行する必要があります。
P-レベルのフリンジプロットを定義および表示します。これによって、Creo Simulate によって計算された各エッジの収束精度に達する多項式レベルが表示されます。1 つまたは 2 つの要素が残りの要素よりも高い P- レベルに達した場合、データム点をその位置に追加してメッシュをシードすることにより、それらの要素を分割する必要があります。
荷重、熱荷重、拘束条件、熱伝達条件、または指定温度が単一のポイントに適用されている場所や重要な平板フィーチャーで要素が収束精度に達しなかった場合、「AutoGEM 設定」(AutoGEM Settings) ダイアログボックスの「シェルと 2D ソリッドの分離」(Isolation for shells and 2D solids) エリアで適切なポイントオプションが選択されていることを確認する必要があります。これらのオプションを正しく使用すると、AutoGEM によって、そのポイントまたは平板フィーチャーの周囲に小さい要素が作成されます。または、AutoGEM をより厳密に制御するには、隔離除外 AutoGEM 制御を作成できます。
解析を編集してこのような小さな要素を犠牲要素として指定し、収束の計算でこれらの犠牲要素を無視するよう Creo Simulate を設定できます。
解析の定義時に入力した収束精度値をチェックします。その値に余裕がない場合、特に 1%以下の場合は、値を大きくする必要があります。
解析の定義時に入力した多項式次数をチェックします。最大値が 9 より小さい場合、値を大きくする必要があります。
収束量以外の量を必要とする場合、その量が収束しているかどうかチェックしてください。必要な量が収束していないか、または収束に近づいていない場合は、検討の再実行だけが必要です。
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