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バッチによる処理
「実行」(Run) > 「バッチ」(Batch) の順にクリックすると、Creo Simulate で次の処理が行われます。
指定されている設計検討の出力ファイルがすでに存在している場合には、この出力ファイルを削除するかどうかを尋ねる Creo Simulate の画面が表示されます。
実行時に Creo Simulate によって出力ファイルが作成されます。出力ファイルには、以前の設計検討の実行結果が記述されています。また、実行が正常に終了しなかった場合でも、出力ファイルに有用な情報が記述されている場合があります。
ファイルを削除する前に、これらのファイルのデータが必要でないことを確認してください。データが不要であるかどうかはっきりとわからない場合には、現在の検討実行で生成される出力ファイルを保存するために別のディレクトリを指定するか、または設計検討をコピーして新しい名前を付けます。
既存のファイルを保存して、実行処理を進めないことを選択した場合は、Creo Simulate で実行は開始されず、「解析および設計検討」(Analyses and Design Studies) ダイアログボックスに戻ります。
バッチファイルがすでに存在している場合には、この設計検討を既存のバッチファイルに追加するかどうかを尋ねる Creo Simulate の画面が表示されます。
既存のバッチファイルに設計検討を追加しない場合には、Creo Simulate で現在の設計検討のための新しいバッチファイルを作成し、既存の mecbatch ファイルをこの新しいファイルで上書きできます。
エラー検出を実行するかどうか尋ねる Creo Simulate の画面が表示されます。
エラー検出を実行しない場合、またはエラーが検出されなかった場合には、Creo Simulate で次の処理が行われます。
エンジン入力ファイルへ書き込みます。
エンジン入力ファイルが study というディレクトリに保存されます。このディレクトリは、「実行の設定」(Run Settings) ダイアログボックスに指定されている出力ファイル用ディレクトリの中にあります (study は選択した設計検討の名前です)。
カレント検討を実行する msengine コマンドが、Creo Simulate の実行ディレクトリ内にある mecbatch ファイルに追加されます。
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