Creo Simulate > Creo Simulate 結果表示ウィンドウ > ネイティブモードの結果 > Creo Simulate での結果の保存について > NASTRAN メッシュ
  
NASTRAN メッシュ
「名前を付けて保存」(Save As) ダイアログボックスの「タイプ」(Type) ドロップダウンリストから「NASTRAN 入力」(NASTRAN input) オプションを選択することで、変形前または変形後のサーフェスを NASTRAN フォーマットでエクスポートできます。「NASTRAN 入力」(NASTRAN input) を選択した後、「ファイル名」(File name) ボックスに名前を入力して「保存」(Save) をクリックします。「Nastran メッシュを保存」(Save Nastran Mesh) ダイアログボックスが開きます。このダイアログボックスでは、変形前または変形後の NASTRAN メッシュファイルを保存できます。
モデルに表示されているサーフェスのみをエクスポートできます。結果表示ウィンドウに表示されるサーフェスを制御することで、エクスポートされるサーフェス結果を制御できます。「結果表示ウィンドウの定義」(Result Window Definition) ダイアログボックスの「表示位置」(Display Location) タブは、結果表示ウィンドウに表示する特定の位置を選択するのに使用します。
サーフェスメッシュを NASTRAN にエクスポートする場合、下記のガイドラインに従います。
Creo Simulate では、3D モデルのサーフェスメッシュの結果のみをエクスポートできます。
ソリッドメッシュジオメトリの場合、表示されているサーフェス上の四面体、五面体、六面体の境界フェースだけが NASTRAN ファイルの作成に使用されます。四面体の境界フェースは三角形要素としてエクスポートされ、五面体の境界フェースは四角形要素と三角形要素の組み合わせとしてエクスポートされ、六面体の境界フェースは四角形要素としてエクスポートされます。
シェルメッシュジオメトリの場合、選択したジオメトリ内の四角形/三角形シェル要素が NASTRAN ファイルにエクスポートされます。
インタフェース領域内の一致する要素と節点はマージされます。
1 つの材料特性カードが NASTRAN ファイルにエクスポートされます。カードの下側に印刷されるデフォルトの値は 99999 です。
エクスポートされた NASTRAN ファイルで、PSHELL、MAT1、CQUAD4、CTRIA3 の各レコードは固定小フィールドフォーマットが使用され、GRID には固定大フィールドフォーマットが使用されます。
デフォルトよりも細かいメッシュを NASTRAN にエクスポートするには、解析定義でプロットのグリッドを高く設定し、解析を再実行します。
FEM モードでは、「NASTRAN 入力」(NASTRAN input) オプションは代替ワークフローにのみ使用できます。ソリッドメッシュジオメトリでは、三角形要素のみがサポートされています。シェルメッシュでは、三角形要素と四角形要素の両方がサポートされています。線形要素のみがサポートされ、2 次要素はサポートされていません。
「NASTRAN 入力」(NASTRAN input) オプションは、周波数応答解析、ランダム応答解析、衝撃応答解析には使用できません。