線形補間応力結果の成分
「コンポーネント」(Component) ドロップダウンリストは、Creo Simulate の「線形補間応力レポート」(Linearized Stress Report) ダイアログボックスに表示される、線形補間応力量の結果のタイプを選択するのに使用します。Creo Simulate で位置 1 から位置 2 への直線と一致する X 軸および位置 1 から位置 2 への直線の中間点である原点を使用するローカル座標系に関して線形補間応力値が計算されて報告されます。2D モデルの場合、ローカル Z 軸は WCS の Z 軸と揃い、ローカル Y 軸は右手の法則によって決定まります。3D モデルの場合、クリックによってローカル XY 平面を定義し、ローカル Z 軸と Y 軸は右手の法則によって決まります。
モデル内の異なる位置における線形補間応力の値を、同一の成分オプションを使用して表示できます。
表示される応力量は、2D シェル、2D ソリッド、2D 応力、および 3D ソリッドに適用されます。
下記のオプションが選択できます。
• 「最大主」(Max Principal) - 正の最大主応力。
• 「最小主」(Min Principal) - 正の最小主応力
• 「最大主-最小主」(Max Prin - Min Prin) - 正の最大主応力と正の最小主応力の間の差。
• 「フォンミーゼス」(Von Mises) - すべての応力成分の組み合わせ。
• 「ローカル XX」(Local XX) - ローカル X 軸に沿った法線応力。
• 「ローカル YY」(Local YY) - ローカル Y 軸に沿った法線応力。
• 「ローカル ZZ」(Local ZZ) - ローカル Z 軸に沿った法線応力。
• 「ローカル XY」(Local XY) - ローカル XY 平面のせん断応力。
• 「ローカル XZ」(Local XZ) - ローカル XZ 平面のせん断応力。
• 「ローカル YZ」(Local YZ) - ローカル YZ 平面のせん断応力。
• 「ZZ」 - 2D シェルおよび 2D ソリッドにおける、ローカル Z 軸に沿った法線応力。この応力成分は、2D 応力では通常 0 です。