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フリンジプロットと等高線図のモデル内部の調査
Creo Simulate には切断サーフェスとソリッドカットの 2 つのツールがあり、これらを使用してモデル内部の動作に関する情報を収集できます。これらのツールには、「ビュー」(View) > 「新規」(New) を使用して、切断サーフェスおよびソリッドカットの位置および性質を定義するダイアログボックスである「結果サーフェス定義」(Results Surface Definition) ダイアログボックスを呼び出すことでアクセスできます。
切断サーフェスとソリッドカットは以下のアイテムに作成できます。
アニメーション化された/アニメーション化されていないフリンジプロット
アニメーション化された/アニメーション化されていないコンタープロット
 
*注記 切断サーフェスとソリッドカットのアニメーションは、変形前のモデルでのみ表示できます。つまり、結果表示ウィンドウを定義するときに「表示オプション」(Display Options) タブで「アニメーション」(Animate)「変形後」(Deformed) を選択した場合、「ビュー」(View) > 「新規」(New) は使用できません。
切断サーフェスとソリッドカットは以下の点で異なります。
切断サーフェスは、モデルをスライスし、上部と下部の両方をトリムする平面です。モデルに複数の切断サーフェスを定義できます。
ソリッドカットは、モデルをスライスし、上部または下部のいずれかをトリムする平面です。モデルには 1 つのソリッドカットしか定義できません。
以下に相違点を示します。
上記の左側の結果表示ウィンドウは、複数の切断サーフェスを持つモデルを示しています。これらのサーフェス内で最も重要なサーフェスは一番下のもので、これは高い応力の領域 (赤) がモデル内部にどのくらい突き出ているかを示しています。右側の結果表示ウィンドウには、モデルの上部の 2/3 を削除するソリッドカットを持つ同じモデルが示されています。
切断サーフェスとソリッドカットは、厚いモデル、内部応力の変動が大きいと思われるモデル、見えない変形を受けると思われるモデルに特に便利です。切断サーフェスやソリッドカットの対象となる領域をズームインして、量がモデル内でどのような機能を持つかについてさらに正確に把握してください。
コンフィギュレーションオプション sim_pp_show_cap_cut_outline を使用して、結果表示ウィンドウで切断サーフェスまたはソリッドカットを表示する際にモデルの外形を非表示にできます。デフォルトで、Creo Simulate の結果表示ではモデルの外形が表示されます。