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Creo Simulate での結果の保存について
結果表示ウィンドウを定義して表示した後、解析と設計検討の重要な点を含む結果を保存できます。レポートを各種印刷フォーマットで印刷したり、レポートを HTML として出力したり、VRML フォーマットや OL フォーマットで結果を保存したりできます。グラフの場合、専門的なグラフレポートを作成できるので、グラフサンプル点をさらに詳しく調べることができます。
「コピーを保存」(Save a Copy)および「バックアップを保存」(Save a Backup)ダイアログボックスの「ファイル」(File) タブにある「タイプ」(Type) リストの次のオプションを使用して結果を保存できます。
「Simulate 結果定義 (*.rwd)」(Simulate Results Definition (*.rwd)) - 現在の結果定義セットとそれに関連するビューを、名前の付いた .rwd ファイルとして保存します。
「Creo View (*.pvs)」 - フリンジプロットまたはコンタープロットを .pvs ファイルとして保存します。.pvs ファイルフォーマットは、Creo View でファイルを表示するための専用のフォーマットです。
「Simulate 結果テンプレート (*.rwt)」(Simulate Results Template (*.rwt)) - カレントの結果表示ウィンドウ定義と特定の結果表示ウィンドウ属性を名前付きテンプレート .rwt ファイルとして保存します。このダイアログボックスを使用して、ディレクトリを選択し、ファイルに名前を付けます。このオプションを選択して「保存」(Save) をクリックした場合、「結果テンプレートを保存」(Save Results Template) ダイアログボックスが開きます。結果の単位、タイトル、凡例値、モデルの方向、アノテーション、変形スケールをテンプレートに保存するには、該当するチェックボックスをオンにします。
結果表示ウィンドウの凡例の値、モデルの方向、アノテーション、および変形スケールは、テンプレートの一部として格納することもできます。結果表示ウィンドウの定義をテンプレートとして保存した後は、「ホーム」(Home) > 「テンプレートから新規作成」(New from Template) コマンドを選択して、そのテンプレートからほかの結果表示ウィンドウを作成できます。
「Web ページ (*.html)」(Web Page (*.html)) - Web 表示用に、結果表示ウィンドウを HTML ファイルに保存します。
「VRML (*.wrl)」 - VRML フォーマットで一度に 1 つずつフリンジプロットを保存します。
「グラフ一覧表示ファイル (*.grt)」(Graph Tabular File (*.grt)) - グラフを 1 つ選択し、そのグラフレポートファイルを保存します。出力ファイルはテキストファイルです。
「MS Excel ファイル (*.xls)」(MS Excel files (*.xls)) - Microsoft Excel で表示できるよう 1 つのグラフを保存します。出力ファイルは .xls ファイルです。
「ムービー (*.avi)」(Movie (*.avi)) - 1 つの結果表示ウィンドウのアニメーションを AVI ファイルに保存します。
「TLBMPEG (*.mpg)」 - 1 つの結果表示ウィンドウのアニメーションを MPG ファイルに保存します。
「NASTRAN 入力 (*.nas)」(NASTRAN input (*.nas)) - 変形前または変形後のサーフェスを NASTRAN フォーマットで保存します。
「結果をボルト (*.mrs)」(Vault Results (*.mrs)) - 結果ディレクトリと関連ビューを圧縮 .mrs フォーマットで Windchill ワークスペースに保存します。
「HTML レポートをボルト (*.mrp)」(Vault HTML Reports (*.mrp)) - 現在の結果定義セットと関連ビューを Web ページまたは HTML フォーマットで Windchill ワークスペースに保存します。
レポートを作成する場合には、印刷または保存する結果表示ウィンドウの外観に注意する必要があります。また、情報をほかの人と共有するときは、重要な点が強調されるよう、結果表示ウィンドウのフォーマットを考慮する必要もあります。
たとえば、背景色がブレンドや暗色であると、プリンタ品質によっては情報の一部が読み取りにくくなる場合があります。「ビュー」(View) > 「外観」(Appearance) > 「表示」(Visibilities) を使用してラベルをオフにすることによって、余計なテキストを結果表示ウィンドウから削除することもできます。「凡例編集」(Edit Legend) ダイアログボックスで、フリンジプロットでの現象を反映するのに最適なカラースケールを使用しているかどうかを確認できます。また、結果の一部をハイライト表示し、アノテーションを使用して情報を追加することができます。
「ファイル」(File) > 「送信」(Send) > 「電子メールの受信者 (添付として)」(Mail Recipient (As Attachment)) を使用して、アクティブなウィンドウから対象の受信者に解析のHTML レポートと PVS ファイルを電子メールで送信することもできます。