ステップ/組み合わせの選択
ステップ/組み合わせの選択テーブルには、選択した設計検討に応じてさまざまな列が表示されます。1 つまたは複数のサブセットを選択し、結果表に含めることができます。設計検討にサブセットが 1 つしかない場合、そのサブセットがデフォルトで選択され、解除することはできません。
ステップ/組み合わせの選択テーブルに表示されるサブセットには次のようなものがあります。
• 荷重セット/
モード - 静解析、固有値解析、または定常熱伝導解析が行われる設計検討を選択すると、テーブルにはその検討で使用される荷重セットやモードがリストされます。荷重セット/モードの組み合わせは 1 つまたは複数ロードでき、また、選択した各荷重セット / モードのスケール係数を指定できます。デフォルトのスケール係数は 1.0 です。遠心力荷重でスケールを設定する場合は、
特別な注意事項があることに注意してください。
• 時間/
周波数/
ステップ - 大変形を含む静解析、周波数応答解析、時刻歴応答解析、または非定常熱伝導解析を選択すると、テーブルにはその検討に存在する時間ステップ、周波数ステップ、荷重ステップがリストされます。これらは、解析を作成したときに定義した
ユーザー定義のステップです。リストからはステップを 1 つ選択できます。
• モード、座屈荷重係数 - 座屈解析またはプリストレス固有値解析が行われる設計検討を選択すると、テーブルにはその検討に存在するモードおよび座屈荷重係数がリストされます。リストからはモードや座屈荷重値係数を 1 つ選択できます。
• ステップ、
時間 -
弾塑性材料を含む材料の静解析を作成すると、テーブルには時間ステップと各時間ステップの値がリストされます。たとえば、設計検討に 4 つの時間ステップを定義し、解析定義ダイアログボックスの
「出力」(Output) タブの
「出力ステップ」(Output Steps) エリアで
「荷重解除を含む」(Include unloading) および
「全結果」(Full results) チェックボックスをオンにしたとします。この場合、
「結果表示ウィンドウ」(Results window) に表示されるステップの数は 5 になります。塑性の影響によって、荷重が除去された場合でも、残留応力/歪みが存在することがあります。最後のステップで荷重が除去され、これによって荷重の値が 0 になります。