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ベクトル表示タイプ
結果をベクトルプロットとして表示するには、「ベクトル」(Vectors) 表示タイプを使用します。ベクトルプロットでは、モデルの透明ビュー上にカラー矢印のセットを重ね合わせることにより、方向という観点でとらえた、量の動きを表示します。各カラー矢印のセットはそれぞれ、表示している量の値の別個の範囲を示しています。ベクトルプロットでは、矢印の長さと色を使って方向フォースのマグニチュードを示します。ベクトルプロットがどんなものかをもっとよく理解するには、を参照してください。
デフォルトで、3D 矢印が表示されます。2D 矢印を表示するには、コンフィギュレーションオプション sim_pp_vector_plot_arrow_2d を使用します。
「表示タイプ」(Display Type) ドロップダウンリストから「ベクトル」(Vectors) を選択すると、「表示オプション」(Display Options) タブで使用可能なオプションは、ベクトル結果表示ウィンドウの表示に特有のものになります。
「表示オプション」(Display Options) タブには、選択した設計検討および量と、タブでの選択内容に基づいて、次のアイテムが一部またはすべて表示されます。
「ワイヤフレームベクトル」(Wireframe Vectors) または「シェードベクトル」(Shaded Vectors) - ベクトルをワイヤフレームとして描画するかそれともシェード (ポリゴン) ベクトルとして描画するかを指定します。
「凡例レベル」(Legend Levels) - 結果表示ウィンドウに表示する凡例レベルの数を設定します。最小値は 2、最大値は 16 です。デフォルトのレベル数は 9 です。
「最大長さ」(Max Length) - 結果表示ウィンドウに描かれるベクトルの最大相対長さを指定する正の実数を入力します。デフォルトの値は 5 です。
「変形後」(Deformed) - モデルを変形された状態で表示します。さらに、変形前のワイヤフレームや、変形モデルに重ね合わせる透明バージョンのモデルも表示できます。
「要素エッジを表示」(Show Element Edges) - 結果を表示するときにモデルの要素のエッジを表示します。
「荷重を表示」(Show Loads) - 結果を表示するときにモデルの荷重アイコンを表示します。
「拘束条件を表示」(Show Constraints) - 結果を表示するときにモデルの拘束条件アイコンを表示します。
「結合要素を表示」(Show Bonding Elements) - 結果を表示するときにモデルの結合要素を表示します。
「アニメーション」(Animate) - 結果を結果表示ウィンドウにアニメーション表示します。「自動開始」(Auto Start) のボタンを選択して、アニメーションの繰り返し、逆再生、順再生と逆再生の繰り返し、およびフレーム数の指定を行えます。「アニメーション」(Animate) オプションは、疲労結果については使用できません。
応力または歪みの最大主、最小主、中間主、全主、およびシェル合力フォース/モーメントの最大主、最小主、全主のベクトルプロットが Creo Simulate に表示されます。凡例には次の値の範囲が表示されます。
「最大主」(Max Principal) - 最大主応力/歪みまたは最大主シェル合力フォース/モーメントの最小から最大主の最大までが凡例に示されます。
「最小主」(Min Principal) - 最小主応力/歪みまたは最小主シェル合力フォース/モーメントの最小から最大主の最大までが凡例に示されます。
「中間主」(Mid Principal) - 中間主応力/歪みまたは中間主シェル合力フォース/モーメントの最小から最大主の最大までが凡例に示されます。
「全主」(All Principals) - 最小主応力/歪みまたは最大主シェル合力フォース/モーメントの最小から最大主の最大までが凡例に示されます。
最大主応力ベクトルプロットのを参照してください。
「表示オプション」タブ