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変形結果表示
変位された、または変形されたバージョンのモデルを表示するのに使用します。変形されていないモデル、またはモデルの透明塗りつぶしをオーバーレイすることもできます。「変形後」(Deformed) オプションは構造解析、動解析、および接触解析においてのみ使用できます。
「変形後」(Deformed) を選択すると、次のオプションが利用できます。
「オーバーレイ変形前」(Overlay Undeformed) - 結果表示ウィンドウで、変形前のワイヤフレームモデルを変形後のモデルに重ね合わせます。このチェックボックスをオンにすると、「透明なオーバーレイ」(Transparent Overlay) チェックボックスが有効になります。
「透明なオーバーレイ」(Transparent Overlay) - オーバーレイをモデルの透明塗りつぶしとして表示します。
「スケーリング」(Scaling) - スケールとして正の実数またはパーセントの値を入力します。パーセントの値の後には % 記号を入力する必要があります。デフォルトは 10% ですが、弾塑性解析、接触解析および大変形解析のデフォルトは 1 です。
正の実数を入力した場合、Creo Simulate で指定した値によって変形形状のスケールが設定されます。パーセントの値を入力した場合、Creo Simulate で変形形状は指定したパーセントのモデルサイズに応じてスケール設定されます。
スケール係数 1 を使用して実際の変形を示すか、スケール係数 10% を使用して誇張された変形を示します。
たとえば、モデルのサイズが 10 インチで、解析の最大計算変位が 0.05 インチであるとします。スケール係数を 3% と入力した場合、最大変位が 10 インチ * 0.03 (3%) = 0.3 インチになるように変形したモデルが Creo Simulate に表示されます。スケール係数を 3 と入力した場合、最大変位が 0.05 インチ * 3 = 0.15 インチになるように変形したモデルが Creo Simulate に表示されます。
 
ヒント: パーセンテージで入力する場合、必要なスケール係数を推量する必要があります。Creo Simulate では、このパーセンテージ値がマグニチュードに変換されます。この結果表示ウィンドウを表示すると、ダイアログボックスにはパーセンテージではなくマグニチュードが表示されます。
結果ユーザーインタフェースウィンドウで「ビュー」(View) > 「オーバーレイ」(Overlay) の順に選択すると、アニメーションの変形オーバーレイを切り替えることができます。
 
*注記 モデル内の結合要素を変形した状態で表示することはできません。「表示オプション」(Display Options) タブで「変形後」(Deformed) または「アニメーション」(Animate) チェックボックスをオンにした場合、「結合要素を表示」(Show Bonding Elements) チェックボックスは選択できません。
 
*注記 変形後のモデルの結果を表示する場合、表示する量の方向成分の選択にかかわらず、モデルはすべての方向に変形して表示されます。