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長期的な制限
Creo Simulate で作業を行う場合、製品の動作に影響するさまざまな制限があることに注意してください。以下の項目に分けてこれらの制限について説明します。
項目
一般的な制限
モデルと解析の制限
一般的な制限
Creo Simulate セッション中に Creo Parametric「ファイル」(File) メニューの「ワーキングディレクトリを設定」(Set Working Directory) コマンドを使用してディレクトリを変更した場合、Creo Simulate の一部の操作では変更前のディレクトリが参照されるので注意してください。
たとえば、a と b という 2 つの異なるディレクトリに検討の結果ディレクトリ study があるものとします。ディレクトリ a で作業を行っているときに、ディレクトリ b の検討結果を確認する場合、通常であれば、「ワーキングディレクトリを設定」(Set Working Directory) コマンドを使用してディレクトリを切り替えます。しかし、Creo Simulate でディレクトリが切り替わった後もディレクトリ a にある検討結果ディレクトリが参照され、結果表示ウィンドウを定義する際にディレクトリ b を選択していなければ、ディレクトリ a にある検討結果ディレクトリが表示されます。
モデルと解析の制限
モデルと解析に関しては以下のような制限があります。
Creo SimulateCreo Parametric との材料の共有には制限があります。
Creo Simulate のネイティブモードと FEM モードは、モデリングエンティティのすべてではなく一部を共有します。
アセンブリの場合、サーフェスのマージされていない部分を分離する領域を先に定義しなければ、マージされたサーフェスに荷重または拘束条件を適用することはできません。
構造アセンブリに圧縮シェルの中間サーフェスを定義するためには、部品モードから Creo Simulate を起動し、アセンブリの各部品のペアを事前に定義しておく必要があります。この後、部品モードを終了してアセンブリモードから Creo Simulate を起動し、モデリングエンティティを追加してアセンブリ全体を解析します。
ビームと面の間にリンクを作成することはできません。