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ビーム断面特性のレビュー
「ビーム断面定義」(Beam Section Definition) ダイアログボックス「レビュー」(Review) ボタンをクリックすると、ビーム断面定義に入力した情報に基づいて計算された断面特性のサマリーがブラウザに表示されます。ブラウザのボタンを使用して、情報を印刷、保存できます。
サマリーに含まれる固有のエントリは、ビーム断面定義と実行中の製品により異なります。
すべての製品:
「ビーム断面 "<名前>"」(Beam Section) - ビーム断面を定義する際に指定した名前がサマリーで表示されます。ビーム断面をモデルのビームに指定している場合、このリンクをクリックすると、ビームがモデルウィンドウでハイライトされます。
「説明」(Description) - 断面定義に含めたオプションの説明がサマリーで表示されます。
「タイプ」(Type) - 正方形、チャンネル、スケッチなどのビーム断面タイプがサマリーで表示されます。さらに、標準断面タイプの場合は、断面寸法を表す図もサマリーで表示されます。
「フィーチャータイプ」(Feature Type) - スケッチされた断面では、エントリは「厚い」または「薄い」です。
「方向」(Orientation) - スケッチされた断面では、スケッチの座標軸とビーム形状座標系の座標軸の関係がサマリーで説明されます。
「寸法」(Dimension) - 標準断面を定義する際に入力した寸法がサマリーで表示されます。
「面積」(Area) - 指定した寸法に基づいて計算されたビーム断面の面積がサマリーで表示されます。標準断面では、この値は入力した値になります。
「Iyy」「Izz」「Iyz」 - ビーム中心の主座標系 (BCPCS) とビーム形状座標系 (BSCS) の両方を基準として重心位置を中心にした Iyy と Izz の値がサマリーで表示されます。BSCS では Iyz も含まれます。
「J」 - ビーム断面の重心位置を中心にした面積に対する第 2 の有効極モーメントがサマリーで表示されます。
「せん断領域係数 (主要座標系)」(Shear Area Factor (Principal Coordinate System)) - BCPCS を基準として指定した Fy と Fz の値がサマリーで表示されます。チャンネル、L、およびスケッチされた断面の場合には、BSCS を基準とした値も表示されます。
「せん断中心」(Shear Center) - BCPCS を基準とした Dy と Dz の値がサマリーで表示されます。BSCS が BCPCS と一致しない断面では、BSCS を基準とした Dy と Dz の値もサマリーで表示されます。
「重心位置」(Centroid) - BSCS に対する BCPCS 座標系の原点の位置を指定する計算された Y 座標と Z 座標がサマリーで表示されます。
「回転主軸」(Rotation of Principal Axis) - BSCS に対するビーム X 軸を中心にした BCPCS の計算された回転値がサマリーで表示されます。スケッチされた断面および L ビームの場合のみ、通常、この値はゼロ以外の値になります。
「応力計算オフセット (主要座標系)」(Stress Computation Offsets (Principal Coordinate System)) - ビーム応力計算ポイントの Y オフセットと Z オフセットの正の最大値がサマリーで表示されます。
「グリッド点」(Grid Points) - すべての断面で、BCPCS を基準とした断面応力計算ポイントの Y 座標と Z 座標がサマリーで表示されます。さらに、標準断面タイプの場合は、応力計算ポイントのラベルとビーム断面形状との関係を示す図もサマリーで表示されます。FEM モードでは、応力計算ポイントの最大値は 4 です。
FEM モード Structure または Thermal の場合
「ワープ係数」(Warp Coefficient)
「長さ単位の非構造質量」(Non-Structural Mass per Unit Length)
「長さ単位の非構造質量慣性モーメント」(Non-Structural Mass Moment per Unit Length)
「非構造質量重心の座標」(Coordinates of Non-Structural Mass Center of Gravity) - ビーム形状座標系を基準とした Y 座標と Z 座標がサマリーで表示されます。