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ライブラリファイルの管理
Creo Simulate では、ビーム断面のライブラリの扱い方が、シェルおよびばね特性のライブラリの扱い方と異なります。
ビーム断面 - beam_sections ディレクトリ
beam_sections ディレクトリには、ライブラリのビーム断面定義に対するファイルが 1 つずつあります。ファイル名はビーム断面定義の名前と同じで、拡張子は .bsf です。さらに、スケッチ断面では、Creo Simulate によって .sec ファイルがスケッチ情報とともに保存されます。特性定義をビーム断面ライブラリから削除するには、該当する .bsf ファイルを削除します。
Creo Simulate でライブラリをサーチする際に対象となるディレクトリの 1 つに、以前のリリースのビーム断面ライブラリファイル (mbmsct.lib) がある場合、そのライブラリに新しいビーム断面を保存すると、以前のビーム断面定義それぞれに対する .bsf ファイルが含まれる beam_sections ディレクトリが作成されます。Creo Simulate で元のビーム断面ライブラリファイルは維持されるので、ビーム断面の .lib ファイルをサポートする旧リリースの Creo Simulate でも使用できます。
シェル特性 - mshlprp.lib
ばね剛性特性 - mspstf.lib
ライブラリファイルのデフォルトの位置はホームディレクトリですが、別のディレクトリに移動することもできます。環境変数 $HOMEDRIVE を使用して、Windows プラットフォームでホームディレクトリを指定できます。
ライブラリにアクセスすると、Creo Simulate によって次の順序でディレクトリのライブラリファイルが検索されます。
1. Creo Simulate を起動したディレクトリ
2. ホームディレクトリ
3. Creo Simulate ホームディレクトリの lib サブディレクトリ
ライブラリファイルは、上記のいずれのディレクトリにも移動またはコピーできます。
 
*注記 ビーム断面ライブラリの場合、beam_sections ディレクトリの位置を変更するには、コンフィギュレーションオプション sim_beamsec_path を使用します。完全パスを入力してください。
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