Creo Simulate > Structure 問題および Thermal 問題のモデリング > 特性 > 材料指定 > 材料指定に関するガイドライン
  
材料指定に関するガイドライン
「材料指定」(Material Assignment) で等方性材料を選択して「材料軸方向」(Material Orientation) を指定した場合、Creo Simulate で警告が表示され、実行中は材料軸方向の特性が無視されます。
材料の指定中に異方性材料を選択したが材料軸方向は指定しなかった場合、Creo Simulate で警告が表示され、実行中は参照先モデルの WCS に沿って材料軸方向が設定されます。
アセンブリモードで材料を指定した場合、アセンブリモードで指定した材料指定が部品モードで指定した材料指定よりも優先されます。
部品モードでビーム、シェル、またはスポット溶接を作成するときに材料を指定しなかった場合、Creo Simulate でその部品に指定されている材料がこれらのシミュレーションエンティティにデフォルトで指定されます。部品に材料がまったく指定されていない場合は、Creo Simulate でエラーが表示されます。
「ホーム」(Home) > 「材料指定」(Material Assignment) を使用してモデルに指定された材料は、Creo Parametric の部品レベルで「材料」(Materials) ダイアログボックスを使用して指定された材料をオーバーライドします。
上位レベルのアセンブリで指定された材料は、部品またはサブアセンブリレベルで指定された材料をオーバーライドします。
ボリューム材料指定では、実行済み材料指定の逆順で材料が Creo Simulate によって処理されます。つまり、新しい材料指定が以前の材料指定よりも優先されます。
アセンブリで、同じレベルの材料指定がある場合、下位レベルの構成部品から上位レベルの構成部品へと順番に Creo Simulate で材料が処理されます。
モデルまたはモデルのいずれかの部品に超弾性材料を指定した場合、大変形静構造解析 (LDA) やあらゆるタイプの微小歪み解析を実行可能になります。超弾性材料が指定されているモデルに対して微小歪み解析を実行した場合、Creo Simulate では材料の微小歪み特性が使用されます。