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Pro/ENGINEER Wildfire 3.0 より前のリリースで作成された材料を含むモデルのオープン
Pro/ENGINEER Wildfire 3.0 より前のリリースで保存されたモデルを開く場合、Creo Parametric で材料を操作する前に Creo Simulate に切り替える必要があります。Creo Simulate を起動すると、Pro/ENGINEER Wildfire 3.0 より前のリリースのデータフォーマットから新しい Pro/ENGINEER Wildfire 3.0 のデータフォーマットへの材料特性の一括変換が開始されます。材料に温度の関数である特性が含まれている場合、これは特に重要です。変換後、関数および関数と材料の関連を Creo Parametric で表示できます。
 
*注記 Creo Simulate で作成された材料に関連付けられている関数を、変換前に Creo Parametric で編集した場合、その材料に関連付けられているデータが失われる可能性があります。
異方性材料、疲労特性、破壊基準、パラメータを使った材料についても同様の変換が行われます。Creo Parametric でモデルを初めて開くと、材料の値フィールドは面内等方性材料と異方性材料ではゼロ、疲労特性と破壊基準では「なし」(None)、パラメータを使った材料では数値に設定されます。Creo Simulate でモデルを開くと、材料は変換され、材料値のフィールドに必要な値が設定されます。
パラメータ Cost を含む材料定義があった場合、変換後、そのパラメータは「材料」(Materials) ダイアログボックスの「ユーザー定義」(User Defined) タブに表示されます。