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熱軟化係数
材料の降伏応力 (Y) は、温度に応じて線形に低下します。この関係は次の式で表現できます。
Y=Y0*(1–CTS*(Tmodel–Tref))
ここで
Y0 は、参照温度における降伏応力です。
Tmodel は、モデルの温度です。
Tref は、参照温度です。
CTS は熱軟化係数で、材料で一定の値をとります。
熱軟化係数は、硬化法則すべてに共通するパラメータです。この値は、応力歪みデータを使用して弾塑性材料を定義するか、選択した等方硬化則に材料定数を指定して定義するかにかかわらず、必ず指定しなければなりません。デフォルト値は 0 で、単位あたり温度で表されます。
解析を実行するときに、CTS*(Tmodel-Tref) が 1 より大きい場合は、降伏応力が負の値になります。この場合は、CTS に指定した値が大きすぎることを表しています。
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