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空間的評価方法 - 熱解析
空間的評価方法を定義する場合、Creo Simulate でメジャーを計算する際に使用する値のタイプを指定し、グローバルメジャーまたはローカルメジャーを使用するかどうかも指定します。「温度」(Temperature)「温度勾配」(Temperature Gradient)、または「熱流束」(Heat Flux) の量を選択した場合、Creo Simulate で空間的評価に関する 2 つのオプションメニューを使用できます。最初のメニューでは、空間的評価方法を選択します。その次のメニューでは、モデル全体を対象にするのかモデルの一部だけを対象にするのかを決定し、指定した半径内の各ポイントをサンプリングするかどうかを決定します。
選択したメジャー成分に応じて、以下の空間的評価方法を選択できます。
「ポイント」(At Point) - Creo Simulate でメジャーがローカルメジャーとして扱われ、選択したデータム点で値が計算されます。「アドバンス」(Advanced) ボタンをクリックし、2 番目のメニューからオプションを選択すると、ポイントに接するエンティティで選択しているグループ全体の値が Creo Simulate によって計算されます。
この空間的評価方法を熱流束または温度勾配に使用する場合、複数のポイントについてメジャーを定義すると、熱流束や温度変化全体についてさらによく把握できます。
「最大」(Maximum) - モデル全体またはモデルの指定領域で量の最大値がサーチされます。この値は、値のマグニチュードに関係なく最大の正の値です。たとえば、モデル温度の範囲が -10から -25の場合、最大は -10になります。
「最小」(Minimum) - モデル全体またはモデルの指定領域で量の最小値がサーチされます。この値は、値のマグニチュードに関係なく最小の正の値です。
「最大絶対値」(Maximum Abs) - モデル全体またはモデルの指定領域で量の最大絶対値がサーチされます。この値は、値の符号に関係なく最大の値です。たとえば、モデル温度の範囲が -10から -25の場合、最大絶対値は -25になります。このオプションは、量として「温度」(Temperature) を選択した場合にのみ表示されます。
「範囲」(Range) - モデル全体またはモデルの指定領域における最小温度と最大温度の差異が計算されます。このオプションは、量として「温度」(Temperature) を選択した場合にのみ表示されます。
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