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空間的評価方法 - 基本および動解析
空間的評価方法を定義する場合、Creo Simulate でメジャーを計算する際に使用する値のタイプを指定し、グローバルメジャーまたはローカルメジャーを使用するかどうかも指定します。Creo Simulate では、選択可能な量の大半に、空間的評価に関する 2 つのオプションメニューが用意されています。最初のメニューでは、空間的評価方法を選択します。その次のメニューでは、モデル全体を対象にするのかモデルの選択した領域だけを対象にするのか、または指定した半径内の各ポイントをサンプリングするのかを決定します。
選択したメジャー成分に応じて、以下の空間的評価方法を選択できます。
「ポイント」(At Point) - Creo Simulate でメジャーがローカルメジャーとして扱われ、選択したデータム点で値が計算されます。「アドバンス」(Advanced) ボタンをクリックし、2 番目のメニューからオプションを選択すると、ポイントに接するエンティティで選択しているグループ全体の値が Creo Simulate によって計算されます。
「最大」(Maximum) - 2 つ目のメニューで選択した内容に応じて、Creo Simulate でメジャーはグローバルメジャーまたはローカルメジャーとして処理され、モデル全体またはその指定領域で量の最大値がサーチされます。この値は、値のマグニチュードに関係なく最大の正の値です。たとえば、モデル圧力の範囲が -10 から -25 ksi の場合、最大は -10 ksi になります。
このオプションは、「応力」(Stress) または「歪み」(Strain) 量の成分として「最小主」(Min Principal) または「最大絶対主」(Max Abs Principal) を選択した場合にはアクティブになりません。
「最小」(Minimum) - 2 つ目のメニューで選択した内容に応じて、Creo Simulate でメジャーはグローバルメジャーまたはローカルメジャーとして処理され、モデル全体またはモデルの指定した領域で量の最小値がサーチされます。この値は、値のマグニチュードに関係なく最小の正の値です。
このオプションは、「応力」(Stress) または「歪み」(Strain) 量のコンポーネントとして「最大主」(Max Principal) または「最大絶対主」(Max Abs Principal) を選択した場合にはアクティブになりません。
「最大絶対値」(Maximum Abs) - 2 つ目のメニューで選択した内容に応じて、Creo Simulate でメジャーはグローバルメジャーまたはローカルメジャーとして処理され、モデル全体またはモデルの指定した領域で量の最大絶対値がサーチされます。この値は、値の符号に関係なく最大の値です。たとえば、モデル圧力の範囲が -10 から -25 ksi の場合、値は -25 ksi になります。
このオプションは、「応力」(Stress) または「歪み」(Strain) 量のコンポーネントとして「最大主」(Max Principal) または「最小主」(Min Principal) を選択した場合にはアクティブになりません。このオプションは、その他の量のいずれかの成分として「マグニチュード」(Magnitude) を選択した場合にもアクティブになりません。
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