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自動定義メジャー
次の表に、自動定義メジャーを示します。xxx は変数を表し、通常はエンティティ名または内部識別子になります。
名前
説明
xxx_force
結合インタフェースまたは接触インタフェース xxx に加わる合力
xxx_area
接触インタフェース xxx の接触面積
xxx_any_slippagea
摩擦接触インタフェース xxx の任意の位置におけるすべり
xxx_complete_slippagea
摩擦接触インタフェース xxx のすべての位置におけるすべり
xxx_average_slippagea
摩擦接触インタフェース xxx のほとんどの位置におけるすべり
xxx_max_tang_tractionb
摩擦接触インタフェース xxx の接線方向の牽引力の最大値
xxx_max_heat_flux
熱抵抗インタフェース xxx を通る熱流束の最大値
xxx_heat_transfer_rate
熱抵抗インタフェース xxx 全体における総熱伝達率
fastenerName_shear_force
ファスナーのせん断力。これは「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) チェックボックスをオンにした場合にのみ計算されます。2 つの構成部品間に摩擦がないので、すべてのせん断力がファスナーに加わります。
fastenerName_shear_stress
ファスナーのせん断応力。これは、「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) チェックボックスをオンにし、「直径と材料を使用」(Using diameter and material) オプションを使用して剛性を定義した場合にのみ計算されます。
fastenerName_axial_force1
ファスナーの軸方向フォース。
fastenerName_axial_stress
ファスナーの軸方向応力。これは「直径と材料を使用」(Using diameter and material) オプションを使用して剛性を定義した場合にのみ計算されます。
fastenerName_bending_moment
ファスナーの曲げモーメント。
fastenerName_bending_stress
ファスナーの曲げ応力。これは「直径と材料を使用」(Using diameter and material) オプションを使用して剛性を定義した場合にのみ計算されます。
fastenerName_torsion_moment
ファスナーのねじれモーメント。これは「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) チェックボックスをオンにした場合にのみ計算されます。2 つの構成部品間に摩擦がないので、すべてのねじれモーメントがファスナーに加わります。
fastenerName_torsion_stress
ファスナーのねじれ応力。これは、「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) チェックボックスをオンにし、「直径と材料を使用」(Using diameter and material) オプションを使用して剛性を定義した場合にのみ計算されます。この場合、2 つの構成部品間に摩擦がないので、すべてのねじれ応力がファスナーに加わります。
fastenerName_intf_norm_forc
このメジャーは、分離固定環形領域における、ファスナーで結合した 2 つの構成部品間の全垂直フォースをトラックします。これは Ft-Fc のメジャーであり、ここで
Ft - 環形領域における引張りフォース
Fc - 環形領域における圧縮フォース
このメジャーの値が負の場合、正味では圧縮フォースが作用しています。値が正の場合、正味では引張りフォースが作用しており、構成部品同士が分離しています。
fastenerName_sep_stress
接触インタフェース領域内の応力。これはソリッドを接続するファスナーにのみ使用できます。
このメジャーは、インタフェースに作用する引張りフォースをインタフェースにおいて引張られる面積で割ったものです。ここでの領域は環形応力分離領域です。
有効なインタフェースでは、このメジャーの値はゼロまたは小さな正の数になります。
fastenerName_intf_comp_forc
ファスナーの接触インタフェース領域内の圧縮フォース。これはソリッドを接続するファスナーにのみ使用でき、「分離固定」(Fix Separation) チェックボックスをオンにした場合にのみ計算されます。
fastenerName_intf_bend_momt
ファスナーの接触インタフェース領域内の曲げモーメント。これはソリッドを接続するファスナーにのみ使用でき、「分離固定」(Fix Separation) チェックボックスをオンにした場合にのみ計算されます。
fastenerName_intf_shr_forc
ファスナーの接触インタフェース領域内のせん断力。このメジャーはソリッドを接続するファスナーにのみ使用できます。これは「分離固定」(Fix Separation) チェックボックスをオンにし、「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) チェックボックスをオフにした場合にのみ計算されます。
fastenerName_intf_tors_momt
ファスナーの接触インタフェース領域内のねじれモーメント。これはソリッドを接続するファスナーにのみ使用でき、「分離固定」(Fix Separation) チェックボックスをオンにし、「摩擦なしインタフェース」(Frictionless Interface) チェックボックスをオフにした場合にのみ計算されます。
a. 接触インタフェースの作成時に「すべりインジケータを作成」(Create Slippage Indicators) チェックボックスをオンにした場合にのみ、これらのメジャーが作成されます。
b. 接触の作成時に「無限摩擦」(Infinite Friction) チェックボックスをオンにした場合にのみ、このメジャーが作成されます。
xxx_max_tang_traction メジャーは無限摩擦がある接触を定義した場合にのみ作成されます。接触の作成時に「すべりインジケータを作成」(Create Slippage Indicators) チェックボックスをオンにした場合にのみ、xxx_any_slippage、xxx_complete_slippage、xxx_average_slippage の各インタフェースメジャーが作成されます。メジャー xxx_average_slippage は、接触する両方のサーフェスが平面である場合にのみ作成されます。これらのメジャーによって、接触領域ですべりが発生したかどうかがわかります。このメジャーが作成される詳しい方法については、接触インタフェースを参照してください。
 
*注記 既存の接触インタフェースの摩擦設定を「有限」(Finite) から「なし」(None) に変更した場合、すべりメジャーと牽引力メジャーは適用されず、モデルツリーに表示されなくなります。
メジャー xxx_max_heat_flux および xxx_heat_transfer_rate は、Thermal モジュールで熱抵抗インタフェースを定義した場合に作成されます。
 
*注記 既存のインタフェースのタイプを変更しても、新しいタイプのインタフェースメジャーは Creo Simulate によって自動的に作成されません。
静解析と衝撃応答解析でファスナーのすべてのメジャーの静的フォームが計算されます。動解析ではメジャー名に接尾辞として "d" が付きます。これらのメジャーの動的フォームは、ランダム応答解析、周波数応答解析、時刻歴応答解析において計算されます。ランダム応答解析と衝撃応答解析では分離応力メジャーは計算されません。
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