MEC/T 履歴温度荷重

モデル全体に温度荷重を適用するには、Structure モードで「ホーム」(Home) > 「荷重」(Loads) >

「MEC/T 履歴荷重」(MEC/T History Load) の順にクリックします。これは非定常熱伝導解析の結果から導かれた温度フィールドに基づいて行われます。この荷重を使用して、非線形準静的構造解析での温度の履歴として非定常熱伝導解析中に生成された温度履歴を適用できます。このオプションは 3D ネイティブモードモデルで使用できます。

「ホーム」(Home) > 「荷重」(Loads) >

「MEC/T 履歴荷重」(MEC/T History Load) の順にクリックすると、「MEC/T 履歴温度」(MEC/T History Temperature) ダイアログボックスが開き、以下のアイテムが表示されます。

• 「所属先セット」(Member of Set) - Structure 荷重セットの名前。新しい荷重セットを定義するには、「新規」(New) をクリックして「荷重セット定義」(Load Set Definition) ダイアログボックスを開きます。

注記 MEC/T 履歴荷重はその荷重セット内の唯一の荷重でなければなりません。

「実行済みの設計検討を使用」(Use previous design study) - 構造解析を実行する前に熱解析を実行するかどうかを指定します。このチェックボックスはデフォルトでオンになっています。

• 「設計検討」(Design Study) - 「実行済みの設計検討を使用」(Use previous design study) チェックボックスをオンにした場合にのみ表示されます。標準設計検討が複数存在する場合、非定常解析を含む 1 つ目の標準設計検討以外の設計検討を選択できます。

• 「解析」(Analysis) - モデルで実行済みの熱解析がリストされます。「解析」(Analysis) ドロップダウンリストでは、次のオプションから選択できます。

◦ モデルに定義されている非定常解析 (「実行済みの設計検討を使用」(Use previous design study) チェックボックスをオフにした場合)。

◦ 選択した検討内の非定常解析 (「実行済みの設計検討を使用」(Use previous design study) チェックボックスをオンにした場合)。

「実行済みの設計検討を使用」(Use previous design study) をオンにした場合、設計検討または解析がすでに実行されており、結果を使用できます。このチェックボックスをオフにした場合、関連する MEC/T 履歴荷重を含む構造解析の前に、非定常熱伝導解析が実行されます。

• 「参照温度」(Reference Temperature) - モデルの名目歪みゼロの温度。「参照温度」(Reference Temperature) に実数または定義式を入力します。横のドロップダウンリストから温度の単位を選択します。